レオパレス21施工不良問題!オーナーから批判、社長はどこだ?

2月10日、レオバレス21による賃貸アパートの施工不良問題を、東京本社でオーナーへの説明が行われましたが、レオパレス21の社長はあらわれず、オーナーからは、批判の声が上がりました。どのような状況だったのでしょう。

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レオパレス21施工不良問題とは?

レオパレス21の賃貸アパートの施工不良問題について、お話します。

1996年~2001年にかけて、造られた建物で、1324のアパート物件で、外壁・仕切り壁・天井部分が建築基準法、違反となる施工不良が表面化しました。

例えば、天井部分の板を2舞組み合わせる仕様を1枚のみだったり、部材が規格外、耐火性能が法令を満たしてなく危険性が高いなどで、1万4,440人あまりの人が退去をせまられる可能性があるとのことです。

3月末までに、退去と言われても、これから引っ越しの繁忙期に入り、すぐには対応できない人が出てくる可能性は大きい。さらに問題は、深刻化しそうです。

この1996年~2001年は、レオパレス21が、飛躍的に業績を上げていた時期なのです。

レオパレス21の特殊な会員制度とは?

1098年後半から2005年の間、特殊な会員制度によって、レオパレス21の賃貸住宅の経営をしていました。

その特殊な会員制度とは、敷金、礼金、仲介手数料が不要。保証人も必要ない。

保証人が必要でない理由は、入居者が、レオパレス21の会員になることです。

会員になったら、入会金と年会費を払い続けることで、引っ越す場合は、レオパレス21の賃貸住宅からレオパレス21の賃貸住宅への場合のみ、敷金・礼金不要が不要とする特殊な制度です。携帯電話の2年縛りと同様、他社に引っ越しをさせない方法ですね。

なお、この入会金と年会費は、退会しても返金されず、レオパレス21から他社への賃貸住宅への引っ越しをしにくくしています。

という制度のため、住んでいて、いろいろと不満などがでてきて、いざ引っ越そうとしようにも、簡単には、レオパレス21以外の賃貸住宅へは、引っ越しができないというシステムとなっていたのです。

レオバレス21の会員になるには?

会員になるためには、入会金と年会費を払い、会員カードを取得します。

その料金は、入会金が15万~20万円、年会費は、2万数千円(地域により違います)。

そして、クレジット機能付の会員カードを取得することが条件となります。

この会員カードは、クレジット機能付なので、当然取得するには、審査があります。

この審査で、入居者の信用をはかることにより、部屋を貸すという仕組みなのです。

レオパレス21の住宅の不満

実際、レオパレス21の住宅は、不満が多かったといいます。

部屋自体が狭い、隣の音がよく聞こえるなど、以前から不満がでていました。

そして、今回の施工不良問題が表面化したわけです。

レオパレス21は、日本の賃貸システムに対し、礼金・敷金必要なしという改革に一石を投じたかたちでした。テレビなどのコマーシャルにも有名タレントを起用するなど、目立ちました。

レオパレス21ヘのオーナーの批判

レオパレス21は、アパート建築のための建築費を、一般募集により募ったオーナーが負担します。

そのオーナーは、建てたアパートを貸して、家賃収入を得るというものです。

今回の施工不良問題は、この建築費を負担したオーナーにには、寝耳に水でした。

LPオーナー会は、昨年8月、1級建築士に調査依頼したところ、建築基準に達していない数ヶ所が判明、いままでも、レオパケス21は、「やる」と約束した補修工事などをやってくれなかったと疑いの目を向けた。さらに、最近になって騒がれ出したが、10年近く前からオーナー会には施工不良の報告が上がっていたという。とにかく、約束を守らない会社だと憤慨しています。

以前から予定されていました、2月10日の説明会に、責任者の社長がいないことに、さらなる批判をしています。

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