マンションオートロック不正解除事件?簡単な新犯罪手口に注意!

マンションのオートロックを不正に解除し、マンション内に入り込み、その住人が殴られた事件が発生しました。幸いにして命は助かったものの、顔などをなぐられ顔面打撲、脳震盪(のうしんとう)などのけがを負いました。マンションのオートロックの危険について調べました。

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マンションオートロック不正解除事件とは?

事件は、今年2019年3月3日(日)に発生。

被害者の男性(48)の話によると、この日、日曜日の午後5時ごろ、自宅で妻と二人でいたとこ

ろ、室内のオートロックの呼び出し音が鳴りました。画面をよく覗き込むと、作業服を着た30

代とみられる男が映っており「風呂場の点検をしに来た」と説明され、応答していると会話の

途中で突然画面が消えた。おや?と思い自宅玄関を開け外に出てみると、エレベーターから出

てきた男と鉢合わせになりました。この時、被害に合った男性は、オートロックを解錠した覚

えはなかったといいます。

男は、男性をみるなり「なんで突然(インターホン)切ったんだ」「これまでに何度も来ている

のに」と強い口調で言ってきました。男性が、「切っていません」というと男は胸ぐらをつか

んできて、いきなりほおをなぐってきた。「やめてくれ、警察を呼ぶぞ」と大声をだすと、さ

らに男は数発顔を殴ってきた。男性は、意識が遠のき、頭から床に倒れたといいます。

室内にいた妻が、この異変に気づき110番通報し、室外に出ると夫が気絶していて、あわてて

階段を降りる足が見えたという。男性は、顔面打撲と脳震盪(のうしんとう)の怪我をしまし

た。

翌日、男性は警察官らとともにマンションのエントランス内に設置されている防犯カメラの映

像を確認したところ、バインダーを持った男がインターホンを押す様子が映っていたのを確

認。男は、その後、紙のようなものをオートロックの自動ドアの隙間に差し込み動かした

そうすると、自動ドアのセンサーが誤作動を起こしたのか、自動ドアが開きました。男は、小

走りにエレベーターへ向かって行きました。

マンションオートロックの正しい解除方法

マンションのオートロックは、大きく分けて3種類

1.集合キーを用いるタイプ

最も普及しているもので、各部屋に対応した鍵でエントランスも開けられ利便性が高い。

一本の鍵で、対応できるので、鍵としては、比較的甘い作りとなっています。

2.暗証番号を用いるタイプ

「数字の0~9」「#」「呼ボタン」の組み合わせで解錠します。

カードや鍵を必要としないので、便利。しかし、暗証番号が広まってしまうと誰でも簡単に入

ることが出来てしまう。

集合キーと併用するのが一般的です。

3.カードキー式

「非接触ICカード」と「磁気カード」の2種類があります。

カードタイプなのでお財布などと一緒に持ち運びができ、また、複製が困難で防犯性が高い。

入出管理がしやすい。

無くした時などで、再発行の費用が高い、鍵とくらべると破損しやすい。

 

このほかにも「指紋認証」などのセキュリティーが高いオートロックもあります。

しかし、オートロックは、完全に侵入者を防げるわけではありません。

エントランスのオートロックを解除する方法

侵入者は、いろいろな方法ではいってくるので注が必要!

・住人と一緒に入る

住居者と同じタイミングデ、一緒に侵入出来てしまいます。不審だと感じながらも居住者かどうか判断ができないのでそのまま通してしまいます。

・配達員を装って入る

配達員に成りすまし、住居者に解錠してもらい、堂々と進入される。宅配ポストを設置されているケースがありますが、「宅配ポストがいっぱい」とか「書留」とか言われると開けてしまいますね。

・暗証番号で入る

安全と思われている暗証番号ですが、住居者と一緒のタイミングでン章番号をのぞき見されたり、簡単な覚えやすい数字では、見破られてしまいます。

・ほかの入り口から侵入する

エントランス以外の外階段、手すりなどに人が入れるスペースがあり、侵入されやすいです。

・玄関のセンサーを作動させて入る

自動ドアは、内側から開けやすい構造になっていてセンサーを使用しての解除するタイプが多く、外側からうすい紙などを使用し、ドアの隙間に差し込むことで簡単に解除できます。今回の事件は、この方法で開けられました。

最新式の自動ドアは、外側からのものにはセンサーが反応しないように対策されているものもあります。

マンションオートロック不正解除事件増加中?新犯罪手口に注意!のまとめ

マンションのオートロックは、とても便利なシステムです。

しかし、事実、簡単に開けられてしまう事で、事件にも発展してしまいました。

 

このたびの事件は、警察によると、自動ドアを誤作動を起こさせる手口は、珍しいといいま

す。

 

業者を名乗っても、安易に自室のドアの鍵は開けず、のぞき窓やインターホンの画面で相手を

よく確かめることが必要ですね。

 

オートドアロックは、100%安心というものではないということを、理解していただければ、

幸いです。

 

住居者の一人一人が、日頃からの防犯意識を高め、安全に日々を暮らしたいですね。

注意しましょうね。

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