ファイザーの飲み薬が89%も効果が?その薬の名を知りたい!

新型コロナウイルス

2021年12月14日(火)、アメリカ製薬会社のファイザー社の飲み薬に89%効果があったと発表がありました。どのような場合の効果なのか。今後のファイザーの飲み薬の行方などを追いかけてみました。

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ファイザーの飲み薬が89%も効果が?その薬の名を知りたい!

 

えーっ本当なの?

アメリカの製薬会社、ファイザー社の飲み薬の名前は、「パクスロビド」といいます。
「パクスロビド」は、新型コロナ患者の治療に使用する飲み薬で、

人の細胞に侵入しウィルスが自分をコピーして感染の拡大をしていくわけですが
このコピーをする過程の時に邪魔をするという薬です。

この「パクスロビド」という飲み薬の治験最終結果において、
89%もの結果が得られたといいます。

ファイザーの飲み薬が89%も効果が?どのような場合で?

それでは、89%の効果とは、どのような場合なのでしょう。

重症者リスクが高いグループ

発症から3日以内に「パクスロビド」を投与したグループと
投与していないグループでの比較です。

その結果、入院・死亡リスクが89%低下したというのが、
発症から3日以内に投与したグループだというのです。

ファイザーの飲み薬が89%も効果が?さらなる効果も!

さらに、こんな効果も得られましたよ。

さらに喜ばしい結果が・・・

「パクスロビド」を投与した後の成果が、死亡例がなく
また、現在進行形で、広がりつつある「オミクロン株」でも
初期段階の研究において効果があるというのです。

暫定的な結果でありますが
現在、オミクロン株の感染が拡大中の南アフリカですが

ファイザーのワクチンを2回接種した場合の入院予防効果が
デルタ株の場合、93%だったのに比べると少々低いのですが
現在感染拡大中のオミクロン株に対して、70%の効果が得られています。
(AP通信)

ファイザーの飲み薬が89%も効果が?ファイザーの今後の動き

ファイザー社は、11月に、FDA(※)に対して「パクスロビド」の緊急使用許可を申請中。

※FDA・・・(Food and Drug Administrationの略)アメリカの政府機関でアメリカ食品医薬品局で
食品や医薬品などを取り締まる。日本の厚生労働省のようなもの。アメリカで医薬品を販売する場合は、FDAの承認が必要となる。

ファイザーの飲み薬が89%も効果が?入院・死亡リスクに!のまとめ

新型コロナ患者の治療薬は、アメリカ・ファイザー社の飲み薬の「パクスロイド」といいます。
臨床試験での最終結果で、重症者リスクが高い人が「発症から3日以内」に飲めば、

入院・死亡リスクが飲まない人よりも89%の低下の効果があるということでした。
この飲み薬は、現在、緊急使用許可の申請中ということです。

早く、許可が下りることを願うばかりです。

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