生まれたばかりの赤ちゃんは、春夏秋冬、それぞれの季節を体験するのが初めてのことになります。それぞれの季節での温度は判断しやすいのですが、湿度は判断しにくくどれくらいが適正なのでしょうか。赤ちゃんが快適に過ごせる適正な湿度を調べてみました。
赤ちゃんは、当然ですが、言葉がしゃべれませんね。
赤ちゃんは、暑いも寒いも感じてはいるものの、それを表現することが出来ません。
また、赤ちゃん自身での体温調整は、まだうまく出来ません。
赤ちゃんの身になって、快適に過ごせるような温湿度と湿度の調整方法について
説明していきます。
オムツかぶれ
湿疹
泣く
寝ない
赤ちゃんの快適温度 18~28℃
それでは、赤ちゃんに適正な湿度を春夏秋冬の季節ごとにご紹介します。
特に「新生時期」は、注意してくださいね。
赤ちゃんに適正な温湿度「春」3~5月
温度・25℃ 湿度・40~60%
比較的、温湿度が安定している時期です。
3月前後は、寒暖差が激しいので、かぜに注意してください。
5月ごろになると、室温が上がる傾向になりますので
温度・湿度管理をして、こまめに赤ちゃんの服や寝具などで
調整をします。
それで調整が困難な場合は、室温の調整をエアコンや扇風機で行います。
エアコンや扇風機の風は、赤ちゃんに直接かけないようにしましょう。
梅雨の時期6月
温度・25℃ 湿度・40~60%
梅雨の時期は、雨の日が多くなるので、室温や特に湿度に注意が必要です。
湿度は、60%を越えないように調整します。
湿度が上がるこの時期は、カビやダニの繁殖に適した環境になります。
カビやダニは、アレルギーを引き起こすアレル物質となるので
この時期は、リスクが高まるので湿度管理や清潔にすること、
換気をマメに行います。
赤ちゃんに適正な温湿度「夏」7~9月
温度・26~28℃ 湿度・40~60%
大人の感覚でエアコンや扇風機を使用するのは、御法度!
温度、湿度とも下げ過ぎないようにします。
夏は、外気温との温度差に注意です。
外気と室内温度の差は、5℃以内にします。
急激な温度差は、体温調節が未熟な赤ちゃんにとって
かなりのダメージを受けます。
赤ちゃんも暑ければ、汗もかきますので、
肌着を着せて汗を吸収したりして、まめに確認し調整します。
時々、体の冷え具合を直接手で触れることも大切です。
あせもになりやすい時期ですからね。
乾燥に注意しましょう。
赤ちゃんに適正な温湿度「秋」10、11月
温度・22~25℃ 湿度・40~60%
温湿度調整には、服装で細かな調整をします。
秋も、比較的、温湿度が安定する時期です。
が、徐々に寒い季節に向かうので、急な冷え込みには注意です。
特に日が落ちて夜間になると、急激に気温が下がります。要注意!
室温が20℃以下にならないよう、暖房をしましょう。
同時に、赤ちゃんには、少し厚手のベビー服を着せたり調整します。
この時期になると、かぜやインフルエンザなどの感染症の流行となり始めます。
乾燥と冷え込みに注意し暖房や加湿に注意をします。
赤ちゃんに適正な温湿度「冬」12~2月
温度・20~23℃ 湿度・40~60%
とても寒くなる時期ですので、大人が寒いということで、
赤ちゃんにも着こませ過ぎないように注意してください。
重ね着してしまうと、赤ちゃんの温湿度が管理された部屋では、
逆に暑すぎてしまう場合があります。
赤ちゃんには、大人の服装に1枚少ないくらいが丁度です。
汗をかきすぎて脱水や熱中症になってしまう可能性があります。
乾燥や肌荒れに注意します。
乾燥対策では、加湿器よりも、濡れタオルを部屋内に掛ける方法があります。
一番、衛生的です。
加湿器にもさまざまな種類がありますが、基本的には、水を入れるタンク
内や機器の水がたまる部分にカビが発生する場合があり、そのカビが
空気中に飛散する場合もあるので、メンテナンスをしっかりし注意が
必要です。
湿度は、60%以上にならないように管理します。不快感が出てきます。
ときどき、赤ちゃんの体に直接触れて、体温を確認しましょう。
換気もしましよう。
乾燥する時期、花粉症の時期で、鼻が詰まりで口呼吸となりのどが乾燥する。という方がおおいのでは?部屋の室内が乾燥しないために加湿器を利用される方も多い事と思います。室内の湿度を保つには、良いことなのですが、この加湿器には、かくされた病気の可能性があり... 乾燥の時期「のどの痛み」ありますか?薬の前に加湿器の見直しを! - wadai |
湿度の適正を知って元気な赤ちゃんを育てよう!湿度の調整方法!
赤ちゃんの適正な湿度は、春夏秋冬で季節が変わりますが、一年間40~60%です。
湿度の管理を上手に保持しましよう。
湿度は、温度と違い、感じ方がひとそれぞれ違います。
赤ちゃんは、まだ、体温調節が未熟で上手に調節できません。
湿度に比べて、温度は、四季ごとに変動し、一定ではありません。
赤ちゃんの身になって、暑い、寒いを積極的に察知するようにしましよう。
温度調節には、エアコン使用するケースが多いと思います。
扇風機もありますね。冬場では、ファンストーブ。
注したいのは、風を直接、赤ちゃんに当たらないようにしましよう。
赤ちゃんの適正な湿度を知ったうえで、常に湿度がわかるように湿度計が必須です。
出来れば、温度と湿度が一緒に表示できるものがベストです。
適正な湿度と温度を保つことで、赤ちゃんが快適に過ごせるようにしましょう。