【墓じまい】の手順と手続きの流れをわかりやすく解説!

墓じまい

「墓じまい」するには、どのような手順でどのような手続きがあるのでしょうか。慣れないことなのでトラブルなどにならないか不安も募ります。そのためにも手順や手続きについて詳しく調べまとめましたのでわかりやすく解説いたします。

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墓じまいの手順と手続きの流れ

「墓じまい」は、わかりやすく言い換えると、「お墓の引っ越し」(改葬)と言えますね。
それでは、一般的な【墓じまい】を行うにあたり、大まかな流れを説明します。

1.相談

  ⇓

2.移転先の決定

  ⇓

3.手続き

  ⇓

4.墓石の撤去

  ⇓

5.移転先で遺骨の供養

墓じまいの手順と手続きの流れ 《相談》

「墓じまい」の流れの中で、一番重要な入口となりますので、
しっかりと読んでください。

自分自身が、お墓の管理者で、「墓じまい」と決断したら
親族やお寺の住職などの関係者に「墓じまい」を相談します。

相談はほかにもひとつあり、上記以外に、「移転先での供養方法
も同時に相談しておきましょう。

ポイント
関係者のみんな理解し納得を得られることが最も大切です。
「関係者のみんな」というところが、大切です。
関係者には、自分に近いひとたちだけでは、ありません。

ここを慎重に行わないと、今後、親族間で思わぬトラブルとなる場合が発生します。

墓じまいの手順と手続きの流れ 《移転先の決定》

新しい遺骨を受け入れる場所のことです。
あらかじめ用意をしておくことが大切となります。

どのような受け入れ先があるのでしょうか?

ヒント

・新しく作ったお墓
・永代供養
・手元においておく
・納骨堂
・樹木葬
・散骨

このようなところでしょうか。

ポイント
以上の場所のなかから「決定」しておくことです。

今のお墓のある市区町村によっては、遺骨の移転先が決定していない場合
階層の許可が下りない場合もありますので、できれば、早めに決定して起き

さらに、場所の決定だけではなく契約までちゃんと済ませておきましょう。

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墓じまいの手順と手続きの流れ 《手続き》

どのような手続き・書類があるのかな?
「墓じまい」をするには、「墓地・埋葬等に関する法律」(厚生労働省)により

改葬許可証」が必要となります。
改葬許可証の提出先は、移転される霊園などとなります。

必要書類一覧(書類の入手・提出先)
1.改葬許可 申請書(現在、お墓のある市区町村の役所)
遺骨1柱につき1枚必要ですが、役所によっては、1枚の申請書に複数の遺骨を
記入できる場合もあります。
2.埋葬 証明書(現在、お墓のある市区町村の役場)
3.受入 証明書(新しいお墓の管理者)

以上の3つを添えて、現在のお墓のある市区町村の役所に提出すると
「会葬許可証」が発行されます。

※上記、移転先に「散骨」と「手元に置いておく」場合は、
会葬許可証は、必要ありません。

自治体により、対応がそれぞれありますので、直接、役所に
か確認してみてください。

墓じまいの手順と手続きの流れ 《墓石の撤去》

墓石の撤去は、墓石自体はもちろんですが、その土台自体も解体します。
そして、更地に戻す工事をします。

墓石の撤去では、「石材店」にお願いします。
同時に、撤去の工事をする前に「魂抜き」(閉眼供養)を行います。

※霊園・お寺のお墓では、石材店が指定されている場合もあるので
管理している事務所などに相談をしてください。

※併願供養は、お寺に依頼する必要があります。

その他の霊園・共同墓地の場合、石材店が指定されていないケースがあります。
その場合は、自分で石材店を探すことになります。出費を抑えるためにもから
3社ほどから見積もりを取ることをお勧めします。

墓じまいの手順と手続きのながれ 《移転先での遺骨の供養》

移転先の霊園やお寺の墓地管理者に「改葬許可証」を提出します。

納骨での法要を行う場合も多いと思います。
お布施の用意もしておきましょう。

墓じまいの手順と手続きの流れのまとめ

以上です。このたびの「墓じまいの手順と手続きの流れ」は、
あくまでも、ごく一般的な流れの説明となっていますので、ご了承願います。

お墓を管理継承する子孫が少なくなってきた現代、
墓じまいをする方々が増加傾向にあります。

もう、他人ごとではなくなってきています。
その時のためにも、少しでも「墓じまい」について知識をつけておくと

トラブルもなくスムーズに墓じまいができるのでないでしょうか。
この情報が少しでもお役に立てればと思います。

なお、今回、費用について触れませんでしたが、
次回では、よく調べたうえ、紹介できればと考えています。

 

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