リレーアタック対策グッズ缶!スマートキー車の盗難が増加中?

知識

リレーアタックと言う言葉聞いたことがありますか?対策グッスは缶?それは車盗難の新しい手口のことです。スマートキーを使用するタイプの車が狙われます。数分数秒で盗難されてしまいます。そのようにならないための対策や新犯罪の手口について説明いたします。

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盗難車の背景

警視庁の公表によると、2017年内の自動車盗難件数は、10,213件ありました。過去をさか

のぼると、2016年11,655件、2015年13,821件と減少傾向にあるものの、年間1万件を超

える被害が発生しています。

ちなみに、県別ワースト5は、1位茨城1,397件、2位大阪1,393件、3位千葉1,178件、4位愛

知1,127件5位埼玉758件。

スマートキーとは?キーレスキーは違う!

ここで、間違わないでくださいね。「キーレスキー」と「スマートキー」は、機能が違いま

す。

 

「キーレスキー」は、テレビのリモコンのように、キーに付いているボタンを押して、

ドアの施錠解錠をします。エンジンをかける時は、そのキーを差し込んで回しながらかけま

す。

 

「スマートキー」は、キーを手に持たずに、ポケットやバックにいれた状態で、ドアノ

ブに手を近づけたり、ドアノブを引いたりするだけで、ドアの解錠ができます。施錠は、ス

マートキーに付いてるボタンを押すか、ドアノブにあるボタンを押しことで出来ます。エン

ジンをかける時は、エンジンスタートボタンを押してかけるだけです。こちらのスマートキー

が、今回のリレーアタックの対象となるキーです。

 

とても便利になりましたよね。違いを理解いただけたでしょうか?では、次に、この「スマー

トキー」について、そのあとは、リレーアタック対策グッズについて説明をして行きましょ

う。

スマートキーの呼び名がメーカーごと違う

 

自動車のキーは、スマートキー以前は、お家のドアのキーと同じようなハードキーでした。

主な役割は、ドア、トランクそして、エンジンの始動です。時代とともに盗難防止対策も変

化していき、このハードキーからスマートキーへと進歩。2000年ごろから普及し始め、

2010年頃の新車からは、ほぼ、スマートキー対応なっています。(リレーアタック対象)

 

そのスマートキーとは、正式には、スマートエントリーシステムといいます。これを、一般的に、スマートキーとよんでいます。(リレーアタック対象)

 

また、この名称は、自動車メーカーごとに違うのです。利用する側からみるととてもややこしくなります。

 

たとえば、

・トヨタ「スマートエントリー&スタートシステム」

・日産「インテリジェントキーシステム」

・ホンダ「Hondaスマートキーシステム」

・マツダ「アドバンスキーレスエントリー&スタートシステム」

・三菱「キーレスオペレーションシステム」

・スバル「キーレスアクセスシステム」

・スズキ「キーレススタートシステム」

・ダイハツ「キーフリーシステム」

 

という具合です。ここで要注意していただきたいのが、前記しましたスマートキーとは違う

「キーレスキー」の説明をしましたが、いま、挙げたマツダ・三菱・スバル・スズキは、名称

の中に「キーレス」とありますが、キーレスキーではなく、スマートキーのことですよ。

スマートキーの仕組み(リレーアタック対象)

スマートキーと自動車側の両方に、お互いの電波を送信・受信する送受信機があります。

 

この電波は、高度に暗号化され固有の情報をやりとりしており、自動車側とスマートキーを一

致させています。

 

それで、ほかの車のスマートキーで、自分の車のドアの解錠やエンジンが掛かってしまうとい

うことは、ありえないのです。

 

現在、ほとんどが、自動車側→スマートキーに発信する電波は、長波のLH(30~300kHz)。

スマートキー→自動車側へ発信する電波は、極超短波のUHF(0.3~3Ghz)となっています。

この極超短波のUHF帯の電波は、アンテナをとても小さくできるので、スマートキー用としい

るわけです。リレーアタックは、この電波を利用してます。

 

また、スマートキーを車内に置き忘れた場合などに、スマートキーが、車内か車外かの判別す

るために、自動車側の送信機に、電界強度を細かく調整可能なLH帯の周波数を使用しいます。

スマートキーの電波が届く距離は、せいぜい3mほどです。それ以上距離があると、自動車側

は、所有者が近くにいないと判断します。

 

そして、最後に、スマートキーには、電池が入っていて、常時、電波を送信しています。

リレーアタック対策グッズのリレーアタックとは

前記しましたスマートキーは、常時、電波を送信しています。その電波を第三者が専用の受

信機で受信し、その電波を次の人に送信し(リレー)、その人が、送られてきた電波で、車の

ドアを解錠(アタック)する。という一連の流れのことです。

 

ドアが開けられれば、エンジンスタートボタンを押すだけで、盗めます。リレーアタック対策

グッズで防止しましょう。

 

リレーアタック犯行の手口

この流れをわかりやすく

犯行を実行するには、最低2人が必要。

 

1.(犯人一人目)駐車場などで、車から降りた人が、スマートキーで施錠するのを確認。

2.(犯人一人目)その人に接近しながら、電波を受信する装置で受信し、次の人に電波を送信。

3.(犯人二人目)専用の受信機で、送られてきた電波を受信し、その電波で、No1の駐車した

車に送信してドアを解錠。エンジン始動。完了。

 

どうですか。あまりにも簡単にできてしまうのに、驚きます。いままで、自動車の盗難防止

のために、メーカーがその都度いろいろ防止策を実施してきて、このスマートキーが一番!

と思っていましたが、なのに一番危険とは・・・。

現状では、メーカー側での最新対策が、この「スマートキー」なので、まずは、早めの防止策

として自己防衛策のリレーアタック対策グッズをこれから紹介していきます。

リレーアタック対策グッズ。対策品や対処法はある?保管場所にも注目!

スマートキーは、常時、電波を送信しています。ので、電池を外して・・・いちいちそのようなマメにする方がいますか?現実的でないですね。では、落ち着いて、次の策へ。常に電波を送信しているから、その電波を遮断する方法をご紹介いたします。

1.リレーアタック対策グッズ(外出編)

①先ほど説明しましたように、犯人は、あなたを観察しています。車から降りた時に、あたりを見回すのも防止のための一つです。犯人は、スマートキーの電波の受信用の受信機を持っているので、普通のビジネスバッグほどの大きさの機材を持っています。確認しましょう。車から離れたあなたを後から近づいてくる人に注意しましょう。後をついてきて、電波を受信するためです。

②スマートキーをアルミホイールで巻いて持ち歩く。

③リレー対策グッズ「電波遮断ポーチ」(防止ケース)を利用する。

2.リレーアタック対策グッズは缶(自宅編)

自宅でスマートキーを保管する場所を、なにかの空き缶を利用して、その中に保管します。一番簡単です。

自宅にスマートキーをそままにしておくと、専用の受信機で、受信される可能性がありますので注意が必要です。

3.リレーアタック対策グッズをさらに追加する、ハンドルロック

上記対策のNo1、No2も面倒くさい、という人には、現時点で、一番確実性が高い防止策

は、「ハンドルロック」です。犯人がこれを見た瞬間にも、あきらめるアピール度は高いで

す。外から車内を除いてハンドルロックがしてあったら、ドアを開ける行為自体も、あきら

める可能性は高いです。また、実際に、ドアを開けられ、エンジン始動できたとしも、すぐ

には、ハンドルロックを解除できないはずなので、やはり、あきらめるでしょう。

リレーアタック対策グッズ備えあれば憂いなし!自動車保険は盗難補償のあるものを

最後の最後は、自動車保険です。万が一の場合を考えて、「盗難補償」がついてるかどうかの確認は、必要です。ぜひ、見直してみてください。

リレーアタック対策グッズ缶!スマートキー車の盗難が増加中?まとめ

あたらしい手口の犯罪です。気を付けましょう。この手の犯罪は、単独で行われないので、

対策防止策が、とても難しいと思います。よく言われますが、自動車盗難は、グループでの

犯行が多いので、ひとつ、二つの対策では、効き目がありません。とても便利なスマートキ

ーが、こんなにも危険だということを、知っただけでも、防犯への対策は、進むと信じてい

ます。今回の情報で、ちょっとでも、皆さんのお役にたてれば、幸いです。それでは、楽し

いカーライフを安心してお過ごしください。

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