災害時の備蓄用のペットボトルの水が、気が付くと賞味期限となっていました。これって飲んでも大丈夫なのでしょうか?飲めないとしたら、とてももったいない。このようなことが起きないよう日頃から注意をしたいですね。飲めるか飲めないか調べてみました。
地震や台風での被害が多い日本では、
最近では、ニュースなどで目にすることが多くなってきました。
各家庭では、このような自然災害に備えようと
ペットボトルの水を箱買いして備蓄されていることと思います。
しかし、うっかりペットボトルの水の賞味期限を忘れ
気が付いたときには、賞味期限切れしてしまった。
という体験をした方も多いのではないでしょうか?
この水が飲めなかったらとてももったいないことですね。
そこで、賞味期限切れしたペットボトルの水は、飲めるのかどうか
調べてみることにしました。
ペットボトルの水には「賞味期限」がある!
現在、市販されていますペットボトルの水の「賞味期限」は、
各製品や内容量によって異なります。
一般的に「賞味期限」は、内容量量が
1リットル未満の製品の場合では、製造後12か月。
1リットル以上の製品の場合では、製造後24か月。
が多いとのことです。
ペットボトルの水を購入するときには、日頃から
この「賞味期限」に注意して購入することを心がけましょう。
口に入るものは、すべて確認しましょうね。
賞味期限切れのペットボトルの水は飲めるのか?
では、本題の「賞味期限切れのペットボトルの水はのめるのか?」ですが、
いろいろと調べてみても、間接的な言い回しが多いのですね。
飲めるのか飲めないか ⇒ 飲める!
という表現ではなく、
まず、「賞味期限」の意味なのですが、
これは、おいしく飲める目安という表現をしています。
そして、
「賞味期限切れ」で、直ちに飲めなくなるというわけではなく、
風味が劣化していくので賞味期限内に飲むことをお勧めしています。
とのことです。
また、「賞味期限」からいつまで安全に飲めるのか?
ということも、とても気になるところですが、この部分におきましても
ちゃんとして表記をしてありません。
しかし、ペットボトルの水は、ろ過や加熱処理などをしていて
雑菌を取り除いています。
そのため、未開封で空気にふれていないものであれば、
雑菌が入ることは無いので、水は腐ることないのです。
ということから、結果は、「飲める!」
でも・・・どうしてもダメ・・・
と言う方もおられことでしょう。
そのような方には、「賞味期限切れ」のペットボトルの水を捨てないでください。
とお願いの上、つぎのような使い方は、いかがでしようか?
・お花や植木用の水として
・手洗い用
・食器洗い用 etc・・・
では、賞味期限切れしたペットボトルは、どのような変化があるのでしょう。
ペットボトルの水の容器は、「透過性」を持たせているために
わずかですが、空気を通します。
そのためペットボトルには、2つのデメリットがあります。
・ペットボトル内の水が蒸発します。
・外気の臭いを吸収することにより、水の味が変質します。
ペットボトルの「賞味期限」と「消費期限」の違い
「賞味期限」と「消費期限」を思い違いしているかも?
「賞味期限切れ」= 飲めない
と思い込んでいる方も多いのでは。
それは、「消費期限」と呼び、「安全に食べられる期限のこと」をいいます。
では、「賞味期限」とは、なんぞや?
「賞味期限」とは、「おいしく食べられる期限のこと」です。
最近では、ペットボトルの水の「賞味期限」は、15年という製品も出てきています。
ペットボトル自体の厚みを通じ用よりも厚くすることにより、
水の蒸発を抑え、また、外部からの臭いが移らないようにと対策されたからです。
ということから、ペットボトルの「賞味期限」は、「ペットボトルの限界」ということを
意味しています。
<ペットボトルの保管方法>
・極度に暑い場所には置かない
・直射日光のあたる場所は避けましょう
・臭いのあるものの近くには置かない
ペットボトルの水が賞味期限切れ!これって飲めるの?捨てる?のまとめ
「賞味期限切れ」のペットボトルの水は、「飲めます!」
その理由は、
ペットボトルの水は、ろ過や加熱処理をし雑菌を取り除いているので
未開封であって、保管場所が良い状態であれば、雑菌は入らないなので
水が腐ることは無いからです。
「賞味期限」と「消費期限」の違いは、おいしくか、安全かの違いで
ペットボトルの水は「賞味期限」です。
「賞味期限」なので、「おいしく」と言う部分で、
「水の蒸発」と「外部の臭い」の2つのデメリットを解決するため
ペットボトルの厚みを通常より暑くしたことにより、問題が解決されました。
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