照明2020年問題で蛍光灯が無くなる!?いつ買えなくなるのか!

社会

照明2020年問題で蛍光灯が大幅に減り無くなる!?いつ買えなくなってしまうのか!という彩なった話が一人歩きしています。照明器具製造メーカーの自主規制により、誤解が広まったもの。蛍光灯は、ありますよ。国とメーカーの今後の動きを調べました。

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照明2020年問題で蛍光灯は買えなくなる?

照明2020年問題と言われるもので、簡単にわかりやすく言いますと、2020年に

「水銀防止法」によって、水銀を使用している照明の水銀灯の生産が規制されるというもの

です。

 

いま、世間で誤解を生んでいるのが「蛍光灯が無くなるとか買えなくなる」ということで

炎上まではいきませんが、不安をあおっています。

 

しかし、今後、すぐではありませんが、蛍光灯が無くなっていくのは、事実でしょう。

すでに、照明器具製造メーカーは、自主規制をして蛍光灯照明器具については、製造中止

の動きに移っています。

 

この動きをみて、世間のみなさまは、「蛍光灯が無くなる」という誤解が生じてしまいまし

た。

 

あくまでも、無くなるのは「蛍光灯照明器具」です。

蛍光灯自体には、微量ではありますが、水銀が使われています。

 

この水銀は、蛍光灯の不法投棄や処分の仕方が適正でない場合、

食物などを通して、私たちの体内に、徐々に蓄積され、体に悪影響を

 

もたらします。このため、環境保全のために自主規制を行い

始めました。

 

いくいくは、蛍光灯も無くなってはいくものと思いますが、

すぐには無くならないので心配はいらないと思います。

 

ただ、蛍光灯を製造するメーカーは、減少していきますので、

在庫される蛍光灯の数は減っていくことでしょう。

照明2020年問題で蛍光灯の生産終了

「蛍光灯」は、今後、生産終了してしまうのか?

とても心配ですね。

 

調べてみると、そこには、国が関わっていることが分かりました。

国の「新成長戦略」「エネルギー基本計画」や「照明成長戦略2020」(一般社団法人照明工業

会)での目標があります。

 

蛍光灯には、水銀が含まれていることや、LEDとの寿命にはかなわないなどのデメリットで

つまりは、照明のLED化です。

 

そこで、大手で電器製造メーカーの動きを調べてみました。

Panasonic 、三菱電機、岩崎電気などは、「蛍光灯」や「蛍光灯照明器具」

の生産を中止しています。

 

それでは、前記したひとつひとつ照明器具製造メーカーの動きをみていきましょう。

 

・岩崎電気

「蛍光灯照明器具」は、2018年9月、全品種の生産を終了します。

「蛍光灯」は、2018年9月で生産終了します。ただし、下記、9種類のランプは、

1年間、生産延長して、2019年9月末で生産終了します。

<一般蛍光ランプ>

・FL20SSW/18

・FL20SW

・FLR40SW/M

・FLR40SD/M

・FLR40SD/M/36

・FLR40SW/M/36

 

・三菱電機

「蛍光灯照明器具」2019年3月末、すべての生産を終了しました。

2017年11月、蛍光灯照明器具の生産中止。

2018年6月、蛍光灯非常用照明器具および白熱灯非常用照明器具電源別置形の生産中止

2018年9月、FL10形、FL15形、FL20形蛍光灯器具の生産中止

2019年3月、すべての蛍光灯器具の生産中止

 

・Panasonic

「蛍光灯照明器具」は、2019年3月末ですべてが生産終了しました。

ただし、「蛍光ランプ」は、継続して製造していきます。

 

そのほかの蛍光灯照明器具メーカーの状況

・東芝ライテック・・・2016年6月

・日立アプライアンス・・・2012年

照明2020年問題で蛍光灯の処分の仕方

「蛍光灯」の処分方法についてみていきましょう。

蛍光灯は、水銀を微量ではありますが使用しています。

 

そのため、正しい捨て方・廃棄の仕方をしなければなりません。

その注意点を説明していきます。

 

基本的には、お住まいの自治体の処分のルールに従ってください。

各自治体でゴミの分類や処分のルールが異なりますので、確認をして

おきましょう。

 

<蛍光灯を廃棄するときの注意>

蛍光灯を割って捨てない事。

とても危険な行為です。

 

蛍光灯には、水銀が含まれており蛍光灯を割ってしまうと、中に含まれている

水銀が空気中に飛散してしまいます。

 

また、誤って蛍光灯を割ってしまった場合は、決して、素手で触らない事。

指などを切ってしまうので、ガラスの破片を掃除機で十分吸い取った後、

さらに、ガムテープなどで破片を取りましょう。

照明2020年問題で蛍光灯をLEDに変える

照明をLED化すると「省エネ効果」「明るい」「寿命が長い」「丈夫で破損しにくい」

「熱が発生しないので環境にやさしい」などがあります。

また、電気料金を長ーい目で見ると安くなっています。

 

照明のLEDは、ホームセンターや家電量販店で簡単に変えるようになってきました。

しかし、簡単に変えるのと、簡単に交換しLED化するのとは、別問題です。

 

ある程度の「電気」の知識がないと、せっかく蛍光灯や電球を変えてもLEDにした

メリットが無い場合もあります。最悪は、照明の事故です。これだけは、是非、

避けなければなりません。

 

また、電気工事が必要になる場合もあり、自分の知識では、判断できないこともあります。

電気の知識が無い、とか自信が無い場合は、購入しようとする販売店の人や

電気工事のプロに一度相談した方が、安心した生活ができると思います。

照明2020年問題で蛍光灯が無くなる!?いつ買えなくなるのか!まとめ

「蛍光灯」がすぐに買えなくなるというのは、まずありませんので

心配しないでください。

 

でも、徐々に在庫数は、減っていきますので、早めの対応として

照明のLED化を考えておきましょう。

 

「蛍光灯」の廃棄の仕方がありますので、住んでいます各自治体の

ゴミだしルールを確認しておきましょう。

 

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