ZOZO離れなぜ?いままでの手法では通じない!

ZOZOの代表取締役前澤社長は、2月7日に「本業に集中します」と宣言して、ツイッターの休止宣言を行いました。その後もZOZOTOWN離れは収まらず、問題の深刻さを物語ります。なにがあったのでしょうか。

 

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ZOZO離れで初の減益へ

衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、2007年の上場以来初の減益の見込みとなりました。

2019年1月31日、2019年3月期の業績予想を下方に修正!

純利益 36.4%減の178億円(前期比12%減)

売上高 19.7%減の1180億円(同20%増)

営業利益 33.8%減の265億円(同19%減)

下方修正の主な原因は、プライベートブランドの不調です。

ZOZO離れ進行中、ツイッター停止宣言!

2月7日、ZOZOの前澤社長が、「ツイッター休止宣言」を発表した直後に、株価が上昇。間を

開けずに、繰り出される「話題作り商法」、こんどは、ZOZOの採用試験の最終面接に、なん

と、交際中で話題を振りまいている剛力彩芽さんがいたという記事が2月14日発売された「週

刊新潮」に取り上げられました。すぐに、同社は、この記事を事実無効と完全否定をし、法的

処置を検討すると発表がありました。

ZOZO前澤社長の話題づくり商法とは?

このように、今現在も「話題作り商法」をしつづけています。この商法の特徴は、ふたつの話題を、期間を置かずにつづざまに世間にアピールすることにあります。

 

振り返れば、突然、前澤社長自身がツイッターで発する「月に行きます。彼女は剛力彩芽さんです」。世間的には驚きますよね。ZOZOの社長が月に行くだけでも「えっ」次に、女優の剛力彩芽さんが彼女です。でまた「えっ」このやりかたです。とてもインパクトがあります。

 

さらに、「絵画」を史上最高額で購入したとか、バイオリンを10億円で購入したとか、話題作りで生きてきた人です。でもその当時は、前澤社長のことはそれほどしられていませんでした。世間的に知られるようになったのは、民間人として初めて月旅行に行く予定だと発表した時のニュースでしょう。

 

これがZOZOの前澤社長が一躍、世間に知れわたった「話題作り」だったのです。

 

その後は、皆さんもご存知のように、何人かの女優さんとの交際を常に話題とし、本業のZOZOと前澤社長という名前を世間に広めていったのです。その効果もあり、株価は右肩上がり高値を付けていきました。

話題作り商法、あきあき

今年2019年年明け早々、「1億円お年玉キャンペーン」をツイートしましたね。100人に100

万円です。これを知った時のショックは、計り知れないものがありました。金持ちの遊びかな

と思いました。当選する方は、単なる抽選ではなく、なにかうまく理由づけし、目的や夢があ

る人を選抜したとか言ってましたが。それがどのような意味があるのか、なんの恩恵もなかっ

た人にはわかりません。ただ、リツイート数が世界最高記録を達成したというのが記憶にある

くらいです。

ZOZO株急降下へ!プライベートブランド不調?

このあたりから、右肩上がりの風向きが変わってきたように感じます。風邪向きが変わった瞬間は、昨年のプライベートブランド「ZOZO」の時、いわゆる「ZOZOスーツ」を無料配布し

たが、うまく寸法の計測ができない、計測する人が想定外にすくなかったなどのトラブルと配送に遅延が生じ生産体制の問題が生じてしまい、125億円の赤字計上で波に乗れなかったことです。

ZOZO離れはなぜ起きたのか?相次ぐ有名ブランド撤退で失速!

また、昨年12月に始めた「ZOZOARIGATO(アリガトー)メンバーシップ」の有料会員のサー

ビスです。これにより、大幅な値引きを実施したことにより、有名ブランドとの折り合いが悪

くなり、ZOZOTOWNからの撤退まで表明するブランドが相次いだことにより、株価は、一気

に下がり始めたのです。

前澤社長がいうのには、出品停止中のショップの取扱高は、1.1%で業績に与える影響は軽微なので・・

アリガトーは、今後も継続する方向で、2月をメドとして割引価格を表示するかどうかを出品する企業側が選択できるように対策をしたいそうです。

そして、ツイッター停止宣言に至るわけです。

ZOZO離れなぜ?いままでの手法では通じない!のまとめ

ZOZOの前澤社長の話題作り商法、いかがでしたか。商売の基本の「集客」については、お見

事な手法でした。しかし、あまりやりすぎると、世間からは、反感を買ってしまうこともあり

ます、また、常に女優と交際しつづける話題についても、ファンとしては、不満が募り嫉妬も

起こりえます。いままで、このような手法で行ってきて話題のという波に乗れて、とても注目

され続けて右肩上がりに成長してきましたが、昨年からの話題作りについては、世間に加え、

有名ブランドも敵に回してしまった感があり、ZOZO離れが理解できます。これまでの手法を

見直してはいかがでしょうか。いち凡人の思いです。

ZOZO前澤社長のツイッターの再開を楽しみに待ちたいと思います。

 

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