七草がゆをいつ食べるかなぜ食べるか?以外と知らなかった意味?

七草がゆ

七草がゆをいつ食べるのでしようか?とても素朴な質問なんですが、しっかり意識していないと気が付いたときには、すでに遅かったりして、まあ、いっか。を繰り返していませんか。日本人としては、ちゃんと年中行事間の一つとして消化していきたいですね。では、いつ食べますか?

 

スポンサーリンク

七草がゆはいつ食べる?

ちょっとその前に、「七草がゆ」を食べるのは決まり事なの?

なぜ、食べるの?

 

またして、素朴な疑問です。

疑問を解消して、スッキリとした精神で食べたいものです。

 

では、いざ・・・

菜々草がゆを食べるのは、決まり事なの?

回答、「そうです。」

 

日本人の慣習、風習とでも言いますか。そのようなものです。

七草粥を食べることについて、紐解いていくと、なんと平安時代まで遡ってしまいます。

 

そこから説明していくのは、疲れますので少しで切り上げたいと思います。

七草がゆは、もともとは、中国から伝わって来た「五節句」の行事のひとつです。

 

平安時代に日本に伝わった後、平安時代⇒室町時代で定着し伝統的な行事となりました。

七草がゆは、昔々から「1月7日の朝に食べること」が縁起が良いとされてきました。

 

なぜ、食べるの?

この1月7日は、七草の節句と呼ばれており、「人日(じんじつ)の日」と言います。

また、1月7日は、無病息災を願って邪気を払う日とも言われています。

 

<中国から伝わる五節句>

①1月7日 人日(じんじつ) 七草の節句

②3月3日 上巳(じょうし) 桃の節句(ひな祭り)

③5月5日 端午(たんご) 子どもの日

④7月7日 七夕(たなばた) たなばた祭り

⑤9月9日 重陽(ちょうよう) 菊の節句

 

このように見てくると、日本は、中国からの影響が大きいことが分かります。

中国そのまま日本で節句を行っていますね。

 

七草がゆを食べる意味が、よく世間一般的には、お正月三が日での食べ過ぎや

飲みすぎで、胃腸が弱っているからと聞いて生きてきましたが、

 

本来の意味とは全く違っていましたね。まあ、それも一理あるかと思うところがありますが。

七草がゆの七草とは

七草がゆとなる原料の七草とは、縁起の陽食べ物で春の七草と呼ばれています。

 

1.せり(芹)・・・「競り勝つ」

2.なずな(薺)・・・「なでて汚れをはらう(ペンペン草)」

3.ごぎょう(御形)・・・「仏体」(母子草・ヨモギ)

4.はこべら(繁縷)・・・「繁栄がはこびる」

5.ほとけのざ(仏の座)・・・「仏の座(縁起がいい)」

6.すずな(菘)・・・「神を呼ぶ鈴(かぶのこと)」

7.すずしろ(蘿蔔)・・・「汚れのない純白(大根のこと)」

 

昔では、一気に七草を揃えるのが大変でしたが、

現代では、普通にスーパーなどで、セットになって売られているので

とても便利になりましたね。

七草がゆをいつ食べるのかで運気が変わるのか?知らなかった意味とは?のまとめ

七草がゆは、本来、1月7日の朝に食べます。

無病息災を願う昔からの行事です。

毎年、その日は変わりません。

 

胃腸を休めるものではありませんが、お正月の食べ過ぎや飲み過た後のタイミングで

現代的には、そのように理解されている方も多いと思います。

本来の「七草がゆ」を覚えておきましょう。意味深ですねー。

 

このように、本来の意味を知ることで、

何気なく行っていたこと、また、まっいいか、でやり過ごしてしまったことなどが

とても、損した気分に感じたのは、私だけでしょうか。

 

さすが、日本の伝統、習慣です。いや、失礼、中国でしたね。

本来の意味を知る! 人生にとってとても大切なことが気づきました。

 

七草粥の意味と、目的をしっかりと理解して、七草がゆをよく味わって、おいしく食べて

この1年を無病息災で、行きましょう。生きましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました