あじさいを鉢植えできれいに咲かせる上手な育て方のポインとをわかりやすく説明していきます。あじさいを育てるのは難しそうに見えますが、ポイントを押さえれば大丈夫です。鉢植えでいろいろな色のあじさいの花を咲かせて楽しみましょう。
初心者でもあじさいを鉢植えできれいに咲かせる
あじさいの手入れや育て方は、むずかしいと思っている初心者の方、
大丈夫ですよ。あじさいのていれは、それほど難しいものではありません。
あじさいを鉢植えすることにより、季節柄、母の日のプレゼントとしての人気も高いです。
花の色を楽しみたい方には、鉢植えがおすすめです。
簡単に土を交換できるので。
ぜひ、あじさいの手入れや育て方をマスターしたいものです。
あじさいとは?
その前に、育てる「あじさい」について学習しておきましょう。
あじさいは、原産地が日本や東アジア、南北アメリカの植物なのです。
知っていましたか?
開花時期は、5月~7月で、花もちは、5日程度です。
花の色は、紫、青、赤、白、ピンク、緑など豊富にありますね。
あじさいは、種からでも育てられますが、鉢植えを購入したり
挿し木や取り木をして育てる方法が一般的です。
<あじさいの種類>5種類
あじさいは、花のように見える部分は、花びらではなくガクといって葉っぱなのです。
ガクは、装飾花とも呼ばれており、色がついてるので花びらのように見えます。
中央部分には花びらが5枚、おしべが10本あります。
①あじさい・・・手まり咲き
手まりのような丸い形をしています。
②額あじさい・・・額咲き
おしべとめしべのあるさいさな両性花の周辺に装飾花(ガク)があることから
額縁のように装飾花があることから額あじさいと呼ばれています。
③ヤマあじさい
別名さわあじさいとも呼ばれ、関東以西の山などに自生しています。
④外国種あじさい
原産地は、北アメリカで洋風のガーデンがとても似合います。
⑤西洋あじさい
日本のあじさいがアメリカやヨーロッパへ持ち込まれ、品種改良されたものです。
初心者でもあじさいを鉢植えできれいに咲かせる育て方
苗植え時期:3月~9月
<鉢植えの方法>
①苗が入っていたポットより、1~2周り大きめの鉢を準備。
②鉢の底へ鉢底石を敷きます。
③鉢の約1/2土を入れます。
④苗をポットから取だし、根っこをほぐします。
⑤苗を植えます。
⑥苗の周りに土を追加します。
⑦水をたっぷりあげます。
<あじさいの育て方のポイント>
肥料と水やりがとても大切となります。
・肥料のやり方
「3月~4月」の苗を植えた時期と「7月~8月」の花が咲いた後
「12月中旬~2月上旬」に1回ずつ、油粕・骨粉などの有機質肥料を与えます。
あじさいは、適量の肥料をもらうことで、たくさんの花が咲くように育ちます。
肥料は、成分がゆっくりと効く長続きする緩効性の肥料がベストです。
・水やり
「夏」朝と夜に水やりします。土の乾き状況を確認します。
加湿を嫌う品種もありますので、土の表面を観察して
しっかり乾燥していることを確認して水やりをしましょう。
あじさいは、「乾燥」が苦手です。
特に「鉢植え」の場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が出るほど
しっかりと水やりをしましょう。
育てるポイント
あじさいを上手に育てる環境は、「日当たりがよく、冬は冷たい風が当たらない場所」
鉢植えの場合、植え替えはどうするの?
今年、花が咲き終えた5月~6月にひとまわり大きな鉢に植え替えをします。
従来の場合の植え替えは、12月~3月です。
鉢植えのあじさいは、1年~2年に1回のペースで植え替えが良いでしょう。
あじさいの性質として、根の成長がとてもはやいので、根詰まりも起こしやすいためです。
初心者でもあじさいを鉢植えで花の色を変える方法
全部のあじさいの花の色を変えることはとても困難です。
花の色を変えることが出来る品種があるのでそれを選びます。例えば「城ケ崎」
花の色を変えるには、土の酸度を調節します。
ピンク色系にしたい場合は、土をアルカリ性にします。
「小粒の赤玉土7:腐葉土3」
の割合にして、一握りほどの苦土石灰を混ぜ合わせて約2週間そのままにします。
ここでポイントは、日本の雨は、酸性なので土が酸性になりやすいため
アルカリ性が弱まってしまいます。
そのため、春先には、同量の苦土石灰を追加してアルカリ性を強めます。
青色系にしたい場合は、土を酸性にします。
「小粒の赤玉土5:腐葉土3:ピートモス2」
の割合で混ぜ合わせします。
初心者でもあじついを鉢植えできれいに咲かせる上手な育て方のポイント!のまとめ
特に注意する点が少ないようですね。
初心者の方でも簡単に育てられそうです。
あじさいは、品種により花びらの色を変える楽しみがあります。
土を酸性やアルカリ性にして色の変化を楽しめます。
花が咲く時期も「母の日」とかさなり、あじさいは、贈り物として
人気があります。
あじさいを育ててみませんか?
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