「元日休業」と聞いて、昔は、当たり前のことでした。そういえば逆に、当たり前に、元日が休みでなくなったのはいつごろからでしょう。戻らなくてもいいのですが、最近、ちまたでは、スーパーなどで「元日休業」と書かれた貼り紙が増えたと思いませんか。なぜでしょう。まとめてみました。
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元日休業のお店(例)
全店舗の把握は、困難で、下記は、確認がとれた一部の例として記載しました。
・福山通運(正月三が日休み)
・佐川急便(元日の発送業務休み)
・マルエツ(元日休み)23年ぶり
・サミット(元日と2日休み)
・いなげや(元旦と2日休み)
・京急ストア(元日休み)10年ぶり
・幸楽苑(大晦日の午後3時から休み)創業64年初めて
・スーパー成城石井(元日休業)全店舗の7割り実施
・ロイヤルホスト(元日休み)今年も休み
なぜでしょう
スーパーマーケット、外食産業、運送業と、徐々に「元日休業」が増えつつあります。調べていくと、「人手不足」という問題になります。売り上げよりも従業員の士気を優先したり、現在、「年中無休」が当たり前となっいる背景には、あのコンビニエンスストア、もともとの始まり。ほかのお店が休んでいるときに、営業をする。というスタンスでした。コンビニエンスストアが出現して、もう、かれこれ30年近くなるでしょうか。当時、便利さを感じましたよね。元日が休みでなくなったのも、普通に当たり前になってましたね。ここに、コンビニエンスストアの価値があったですね。
お正月の働き方改革
そして、最近、なぜ、「元日休業」という動きが広がってきたのでしょう。理由が2つ。その1つは、元日営業をしても、ほかの日と比較しても、そんなに多くはない。また、元日に働くひとに余分な給料や手当を払わなければならない。そうすると、損得勘定をすると、結果的には、元旦営業しても利益が上がらないということです。
「人手不足」の働き方改革
前記しました通り「人手不足」の現在、人材確保のため、従業員への配慮が不可欠といいます。元日を休業を表明した会社が、就職活動かる学生に大変、好評を得ているとのことです。企業の価値があがっているそうです。現在の就職活動中の方たちは、元日休業に魅力を感じているみたいです。
ついにコンビニエンスストアも元日休業
「元日休業」の広がりは、ついには、あのコンビニエンスストアにまで、きているのです。365日24時間の看板を掲げて、日本中どこでもあるお店である。北海道のコンビニエンスストアのセイコーマートでも、「元日休業」をとり入れました。同じ地域で一斉休業とならないよう工夫しながらシフトを考えて実施するといいます。
小売業、物流、外食産業の連鎖
休むお店が増えると、お店に配送する運送業者も合わせて休みとなります。さらに、サンドイッチやお惣菜を作る工場の従業員も、全員休むわけでなく、休みを調整できるようになり、休むことが可能となります。働く側の質向上としては、いい流れかもしれませんが、お正月の過ごし方も、時代に伴って、変化多様化してます。ひとり暮らしの方から、大人数で集まり過ごす方々まで、いろいろですね。要は、少子高齢化まっただ中、これからの働き方や休み方を、どうしていくか、の過渡期になるかでしょうね。むずかしい問題ですね。
まとめ
やはり、「人手不足」の問題がクローズアップされました。この「元日休業」は、これから、ますます増加していくのでしょうね。これが働き方改革の入り口なのでしょう。今後は、外国人受け入れとか、いろいろな対策をうちながら、生活していくのでしょう。個人的には、お店は、休まないでほしいなと思っていますが。すみません。
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