レジ袋有料化7月へなぜ延期した!方針決定した4月に出来ない理由?

プラスチックごみ問題

レジ袋有料化問題でレジ袋有料化実施を国が2020年7月へと延期を決定し、4月から始める方針を撤回した。またしてもと言う感がある。一度決定したことは、実施してほしい。ただでさえ日本は、世界の各国から大きく遅れを取っている現在。なぜ延期なのか追跡しました。

 

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決定していたレジ袋有料化は2020年4月1日実施!

世界的に関心が高まっており、さらに現在ではその深刻さも増す中で

「海洋汚染の原因となるプラスチックごみ問題」

 

その世界の中で日本は、まず、レジ袋の有料化の実施を決定し

2018年の6月15日、G20の会合で当時の経済産業相だった世耕氏は

 

来年2020年4月1日に実施!と世界に向けて表明をしたのです。

環境省は、「プラスチック資源循環略案」において

 

レジ袋やペットボトルなどの使い捨てプラスチックの排出量を

2030年までに25%削減を掲げ決定しています。

レジ袋有料化7月へ延期したのか?

2020年4月1日からレジ袋を有料化することを説明していたが

業界団体から「準備が間に合わない」といった意見が相次いだため

それについて配慮をしたという。

 

え?

本当にそれだけなの?

いとも簡単に受け入れてしまいましたね。なぜなのか。

 

レジ袋を有料化することで、スーパーやコンビニエンスストアなどの

小売業に影響が大きいことから制度を議論するため9月に設置した有識者会議は、

業界団体へのヒアリングを実施します。

 

業界から消費者への周知やレジ袋有料化に対応したレジ悪路を発注するなどの準備

で省令改正から半年はかかるもようで、2020年4月の義務化開始に難色を示す意見

が相次ぎました。

 

そのような現状から、政府関係者によると、4月スタートとなると体制が整わず

混乱が生じる恐れあることから、東京オリンピック・パラリンピックの

開催に間に合う7月まで延期をすることと決定しました。

レジ袋有料化実施日本は大きく出遅れている現状

①EU指令 2015年 

②イギリス 2015年 有料化(約10円)

③スペイン 2018年 有料化(価格は事業者の自由5セント~15セント)

④カナダ、モントリオール州 2018年 禁止

⑤アメリカ、ワシントンDC 2010年 有料化

引用:環境省資料

世界各国のレジ袋の有料化の動きが、分かると思います。

上記に記載が無い国でもイタリアは、2011年に全面禁止。

 

日本の近隣諸国でみてみると、韓国、台湾も法律で有料化しています。

中国は、なんと2008年から有料化しています。

香港でも2009年から実施しています。

 

なのに、依然日本は、実施してもいないし、実施すると言って、延期するし

しっかりしてほしいところです。

レジ袋有料化7月へ延期!なぜ方針決定した4月ではないのか?のまとめ

世界の中の日本を見て日本の対応は、いかがでしようか?

レジ袋有料化を2020年4月1日から実施します。と国みずから世界に向けて発信、表明してお

いて、業界団体からまだ準備がのひとことで、いとも簡単に表明したことを撤回してしまいま

した。表明してから1年以上も準備期間があったのでは・・・

 

世界の中の日本、レジ袋に関しては、世界とまでは言わず、アジアのなかでも対応が

非常に遅れている現在、延期は無いと思いますね。

 

みなさんは、どう思いますか?

 

プラスチックのゴミ問題は、レジ袋だけではないので、まず、このスタートを早くしてほしい

ものです。

 

次に、生分解性プラスチック製の袋や魚などの生鮮食品を入れる薄手の袋などは、

対象外となっています。

 

さらには、マイクロプラスチック問題もあり、延期してしまうほど、被害は間違いなく

拡大していきます。

 

なんでもかんでも東京オリンピック・パラリンピックに合わせて動いているのが

気になります。

 

 

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