2018年今冬、大雪の場合、タイヤチェーン装着の義務化をしました。気象庁が、特別警報や緊急発表をだすような大雪の場合、チェーン装着による規制を実施します。対象は、全国の高速道路、国道になりますが、ドライバーの職種ににより、運送業は、歓迎し、一般、旅行業者は、とまどっています。
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タイヤチェーン義務化とは
記録的大雪となった場合、長時間での立ち往生が頻繁に発生していることを踏まえた処置です。気象庁が「特別警報」「緊急発表」をだす大雪の場合、道路管理者と警察が規制される区間の手前で、タイヤチェーンを装着しているかどうかの確認をします。違反となった場合、道路法により、6月以下の懲役、または、30万以下の罰金が科されます。注意しましょう。
義務化の理由
大雪時に、タイヤチェーンを装着していない車の通行を禁止します。スタッドレスタイヤ等の冬用タイヤを装着した車でも、通行禁止となります。あらたに、道路標識を新設し、一部の道路区間で規制を行います。いままでは、大雪の場合でも通行止めとならなかった区間においても、車が立ち往生してしまい、大変な渋滞を引き起こしており、これを防止するために、長時間での全面通行止めをしていたのを、今回のタイヤチェーンを規制することにより、タイヤチェーン装着者のみを通行させることにより、長時間通行止めをしていた期間を短くしようということです。このため、スタッドレスタイヤであっても、タイヤチェーンをしていない車は、チェーン規制中に通行はできません。
タイヤチェーン規制のタイミングは
気象庁や国土交通省が「大雪特別警報」「大雪に関する緊急発表」を発表した場合です。ちなみに、去年は、「大雪に関する緊急発表」が3回ありました。
対象地区
高速道路の規制区間(7区間)
・上信越道 信濃町IC(長野)~新井PA(新潟)
・中央道 須玉IC(山梨)~長坂IC(山梨)
・中央道 飯田山本(長野)~園原IC(長野)
・北陸道 丸岡IC(福井)~加賀IC(石川)
・北陸道 木之本IC(滋賀)~今庄IC(福井)
・浜田道 大朝IC(広島)~旭IC(島根)
一般国道の規制区間(6区間)
・国道112号 山形県 月山道路
・国道138号 山梨県山中湖~静岡県須走
・国道7号 新潟県村上市 大須戸~上大鳥
・国道8号 福井県あわら市 石川県境~坂井市
・国道54号 広島県~島根県 赤名峠
・国道56号 愛媛県 鳥坂峠
まとめ
というわけで、タイヤチェーンの規制が義務化され、違反した場合は、処罰されますので、意識をもって、雪道の走行を心がけてください。また、このタイヤチェーンに関しては、現在、さまざまな種類のものが、カーショップなどで、販売されておりますが、タイヤチェーンについて、ある程度の基礎的な知識が必要なので、店員さんの説明をうけてから買い求めた方がいいと思います。タイヤチェーンのなかでも、布製のものとスプレー式のものがありますが、とても簡単な反面、性能が長持ちしないので、緊急用として携帯するレベルで理解しておいてください。当然、この2つは、チェーン規制のチェーンとはなりませんので、注意が必要です。それでは、安全運転で、雪道の走行をお願いいたします。
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