3月13日午後1時48分ごろ、和歌山県、徳島県で最大震度4を観測、マグニチュードは5.2。震源の深さは、およそ50kmで震源は、紀伊水道。この地震による津波の心配はありません。震度4を観測した地域は、和歌山県北部、和歌山県南部、徳島県北部、徳島県南部です。
[ad#co-1]
震度4、震源「紀伊水道」とは、和歌山・徳島被害状況
震源の「紀伊水道」は、北緯33.8度、東経134.9度にあります。
この「紀伊水道」を震源とするマグニチュード5以上の地震が発生したのは、2018年11月2日
以来で、それ以前は、30年ほど発生していませんでした。
震度4、和歌山の被害状況
・和歌山市内では、「どん」と突き上げるような揺れを感じたあと、激しい横揺れが10秒ほど
続きました。
・棚から物や本などが落ちました。
・いつもと違う揺れを感じた。
けが人
・白浜町では、80代の女性が自身の揺れに驚き転倒して顔に軽いけがをしました。
・橋本市では、70代の女性が揺れに驚いて飛び起き、足に軽いけがをしました。
交通の影響
・JR紀勢線が和歌山駅-紀伊田辺駅間と和歌山線で一時、運転を見合わせをしました。
徳島県
徳島県では、地震直後、「とくしまゼロ作戦課」に災害対策本部を立ち上げ、県庁の関係部署
や市町村からの被害情報の収集にあたりましたが、特に被害の情報はなく、午後5時に連絡本
部は解散しました。
関西空港は
国土交通省の関西空港事務所によると、外の情報は無く、平常通りの運航となっています。
[ad#co-2]
愛媛県伊原原発
四国電力によりますと、愛媛県伊方町にある「伊方原子力発電所」では以上の確認はされてい
ないということです。
南海トラフとの関連性は?
今回の地震は、和歌山気象台の中野雅公防災管理官は、震源の深さや地震のメカニズムなどか
らの判断では、今回発生した自身は、「南海トラフ」の巨大地震が懸念されているプレートの
協会で起きたものではなく、陸側のプレートが下に沈み込むフィリピン海プレートの内部で起
きた地震とみられると指摘しています。
震源が、紀伊水道で、陸側に近く深い場所のため、広範囲に揺れが観測されたようです。
京都大学 梅田康弘名誉教授によれば、南海地震が近づいてくると、フィリピン海プレートの
中、ユーラシアプレートの中、というところの地震が増えてきます。そういう意味では、南海
トラフが近づいてきていると語っています。
震度4、和歌山・徳島で発生!津波や被害などの状況は?のまとめ
地震予知は、専門家でも難しい。
気になる「南海トラフ」
日頃からの、備えを十分にして対応するようにしましょう。
[ad#co-4]
コメント