現在、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の中、このワクチンがなんと「飲み薬」という形で日本にあるという情報を耳にしました。このワクチン飲み薬は、どのような患者がいつからどのような条件でワクチン飲み薬で治療ができるのか最新の情報を調べてみました。
ワクチンまだ飲み薬でない日本の治療の現状
いま、日本では新型コロナウイルス感染症の軽症者用で承認をされた治療薬は、
医師による管理が必要であり、点滴を投与する療法をしています。
つまり、医師がいない自宅では、治療は受けられないということです。
そのため、自宅療養中でも、重症化を防止するためには、自宅で服用できる「飲み薬」が必要です。
このワクチンの飲み薬は、現在、もっとも期待が高まってきており注目されてきているのです。
現在での最新の治療方法は、軽症者用として、2021年7月中旬、「抗体カクテル療法」
という方法が初承認されました。
しかし、この療法は、点滴投与での治療であり、しかも供給量が限られていて
誰でも治療が受けられるわけではありません。
おおむね50歳以上、そして、重症化リスクのある人、ということで限定的な治療でした。
次に、ワクチンの飲み薬について、
日本国内の状況、海外についても現在の状況を調べてみました。
ワクチンの飲み薬の最先端の国は日本か
日本は、ワクチンの飲み薬の最先端国なのか?
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違うようですよ
現時点で開発が最も進んでいる国は、実は、やはり、アメリカなのです。
アメリカは、製薬会社最大手の「メルク」。
このメルクが開発する「モルヌラビル」という名の抗ウイルス薬です。
では、日本は今どういう状況なのでしょうか。
日本におきましては、今現在最も進んでいるのが、「塩野義製薬」という製薬会社。
みなさんがすでにご存じの製薬会社です。
今年2021年の7月から治験を実施しています。
治験とは、薬の安全性を確かめるために行う臨床試験です。
現在のところ、治験を行った結果、順調ということで、さらに、薬の安全性にも問題がないこと
が確認されて、治験の最終段階を9月下旬から始めたと発表がされました。
待ち遠しいばかりです。
さらには、ほかに続いている国内の製薬会社は、「興和」、「富士フィルム富山化学」の二社で、
こちらも「塩野義製薬」と同様に、治験の最終段階を迎えているということです。
海外では、同じくアメリカの製薬会社「ファイザー」、スイスの製薬会社「ロシュ」
が治験の最終段階にあります。
ワクチんの飲み薬は、いつ飲めるのか
アメリカ、メルクの「モルヌピラビル」は、2021年内予定。
日本の塩野義製薬は、2022年1~3月予定で実用化を目指しています。
ワクチンの飲み薬最新情報!アメリカの「モルヌピラビル」
アメリカの製薬会社「メルク」の「モルヌピラビル」は、
1日2回、5日間服用
対象者は、発熱やせきなどの「初期症状」ある場合。
という条件、と症状です。
一方、日本の「塩野義製薬」は、
1日1回、5日間服用(治験において)
ワクチンの飲み薬、いつ飲めるのか?まとめ
以上のように、とても期待がもたれる「ワクチン飲み薬」は、
いまの治療法の医師の管理下のもとでの点滴治療とは
大きく異なり、自宅療養しながらで治療ができるというメリットがあります。
新型コロナウイルス治療の大きな一歩となります。
そして、この「飲み薬」が、さらに一般の病院や診療所で処方が可能となったときには、
インフルエンザ並みの対応になる可能性があるといいます。
現状の重症化した患者の治療に大きな負担となっています医療の現場に
その負担をかなり軽減できます。
この「ワクチン飲み薬」は、年内~来年早々には、飲めそうです。
もう少しです。新型コロンウイルスに感染しないよう、継続して感染対策を
していきましょう。
別件ですか、昨年は、この感染対策の効果で、インフルエンザが流行らなかったようです。
しかし、予想では、今年、その分、流行るのではないかとの予想もありますので、
注意をしながら、感染対策をお願いします。
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