5月30日国民生活センターからの注意喚起です。スマートフォンの透明なケースの中に入っている液体の漏れによって、皮膚にやけどによる水ぶくれができます。過去3年間の間に全国の消費センターには9件ほどの発生の報告がありました。被害者のほとんどが女性です。
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きらきらと液体入りスマートフォンケースとは?
きらきらとラメなどがただよう液体入りスマートフォンケースは、近年若い女性を中心に注目
を集めています。
ポリカーボネートなどで製造された透明なケースの中に、ラメや蓄光砂などを液体とともに封
入したもので、ケース自体を傾けると液体の中でそれがゆっくりと動く草食性の高い商品で
す。
きらきらスマホケースの液漏れでやけどの症状
スマーフォンの透明なケースには、灯油に近い成分鉱物油が使用されており
これを皮膚や衣服に付いたまま放置してしまうと、やけどで水ぶくれになる状態になります。
他の症状としては、「皮膚が赤くなった」「かぶれた」などの報告と「匂いがする」との報告
もあります。
①ケースを持ったまま寝たら、腕にやけどをおった。ケースの枠の形に跡がついた。ケースからは異臭がした。(10歳代 女性)
②スマートフォンを落としたら、ケースにひびが入り液体が出てきた。変なにおいがして、気分が悪くなった(10歳代 女性)
③ケース装着時に一部が破損して外そうとしたらその破損部分から液体が漏れだし衣服に付いた。1時間後、お腹がかゆいのでみたところ液体が衣服に染み込んでおり皮膚まできてかぶれた。(10歳代 女性)
④電車の中で、ケースの中の液体が太ももにこぼれ痛みがあった。自宅に帰ってみてみると太ももが15センチほど赤くはれていた。病院を受信し見てもらうとやけどと診断された。(20歳代 女性)
⑤スマートフォンケースから液漏れした液体が皮膚に付着して右肩がかぶれた。1週間しても治らない。(20歳代 女性)
国民生活センターでのきらきらスマホケースのテスト結果
テストした上記4銘柄でも商品パッケージなどでの注意書表示で、
かぶれえんしようの危険性を表示していたのは、2銘柄のみとのこと。
スマーフォンのケースを購入するときは、「注意書き」を確認するよう
にしましょう。
液漏れを発見したきらきらスマホケースの注意点
スマホケースからの液漏れを発見したら、ただちに使用をやめて
皮膚に付着した場合いはすぐに洗い流しましょう。
もし衣服にかかった場合は、速やかにかった衣服を脱ぎ、十分な流水ですぐに洗い流してくだ
さい。
また、必要に応じて医療機関を受診してください。
液体は、強いにおいがあります。このにおいにより
体調を崩した事例もあります。
液体が漏れてしまったら、液体に触れないように注意をしてビニール袋等で
隔離し、換気をしてください。
きらきらで液漏れやけどかぶれる被害女性!危険なスマホケース?のまとめ
きらきら光りながら動くスマートフォンケースですが
一見きれいに見えますが
国内での報告が、ほとんどが女性というのもうなずけます。
ですが、やけどですから怖いですね。
後に残る可能性もあるわけですから。
事前に気が付きにくいことなので、よくよく注意して
スマホケースを見るようにしましょう。
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