充電池(リチウムイオン電池)の捨て方!廃棄処理施設で発火事故多発?

事件

充電すれば繰り返し使える電池、現在、主流となっているのが「リチウムイオン電池」ですね。ほとんどの方がお世話になっています。それがスマホ、パソコン、加熱たばこ等で使われています。でもこのリチウムイオン電池のちゃんとした捨て方出来てますか?

 

スポンサーリンク

発火・発煙の原因は、充電池(リチウムイオン電池)

 

すでに、ニュース等で見た方もいるかと思いますが、この充電池のリチウムイオン電池を利用

している代表的なものとして、スマートフオンがあります。このスマートフォンを落とした

 

りしたとき、いわゆるリチウムイオン電池に衝撃を与えると発火・発煙することは知られていると思います。

 

今回のように、ゴミと一緒に捨てられると、このリチウムイオン電池には、燃えやすい有機溶

剤が含まれていて、充電池がショートすることにより発火に至る可能性があります。

 

リチウムイオン電池には、このショートを防止するために保護回路が内臓されてはいますが、

一部の粗悪品には、この保護回路が無いものも存在します。

 

しかし、粗悪品でなくても、廃棄処理施設で砕く際の衝撃で発火る可能性があります。

充電池(リチウムイオン電池)の捨て方!廃棄処理施設で発火事故多発?背景と現況

 

廃棄施設が発火・発煙の背景には、充電池「リチウムイオン電池」を誤って家庭や企業からゴ

ミとして捨てられたり、また、捨て方自体がわからずに普通のゴミとして捨てていたりしま

す。

上図をみて分かるように、全国におけるリサイクル施設での発火・発煙事故は、2013年に32

件だったのに対し、それからわずか5年後の2018年では、128件にも上り約4倍となっていま

す。今年度の2019年も4月~5月だけで60件にも達していて、過去最悪のペースで増加してい

ます。

充電池(リチウムイオン電池)の捨て方!廃棄処理施設の現況

リサイクル施設での発火・喫煙が増加している現在、リサイクル施設が全使用してしまった

り、一部事業を撤退する事態に追い込まれたれするケースもあるとのことです。

 

また、リサイクル施設のみならず、ごみを選別する施設全般においてもこのような事故が多数

起きているといいます。

 

現実に、リサイクル施設自体が全焼したり事態は悪化・深刻化している被害状況にあります。

充電池(リチウムイオン電池)の捨て方のルール!しかし

「資源有効利用促進法」というのがあります。難しそうですね。

その中のルールでは、充電式電池は、製造業者や輸入業者による回収が義務付け。

充電池である「リチウムイオン電池」を処分するときは、家電量販店や市町村役場に設置され

た回収ボックスに入れます。

 

しかし、現状は、不燃ゴミやプラゴミと一緒に捨てている場合が後を絶ちません。

ゴミ処理施設のほか、ゴミ収集車の中でも発火・発煙する事故が発生しています。

 

このような現状を受け、環境省が乗り出しました。

先月5月、全国の自治体に対して、ゴミの分別の徹底をゴミ処理業者に求めるよう要請しまし

た。

 

環境省は、家庭でも、充電式電池を処分するときは回収ボックスを活用してほしい。と。

ショート防止の多に電極にセロハンテープを張ってくださいね。

 

充電池(リチウムイオン電池)の捨て方!廃棄処理施設で発火事故多発?のまとめ

 

充電池(リチウムイオン電池)の捨て方のルールと捨てる場所を紹介ました。

とても大切なことなので、みんなで、ちゃんとルールを守りましょうね。

一般の燃えないゴミと一緒にして捨てないでください。

 

よく考えてくださいね。

 

何気なくすてたリチウムイオン電池が、ゴミ収集車の中で発火したり

リサイクル施設を全焼させてしまったりしていて、

この状況が、収まるどころか、反対に増加にスピードアップしている現状を

お願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました