3月28日白鵬は、春場所での優勝インタビューの際、三本締めを行った異例な事態をお起こし相撲協会から呼び出しを受けた。白鵬と師匠の宮城野親方を呼んで、優勝インタビュー後の三本締めについて聴取を受け、現役横綱が2度呼び出される異例の事態を招いた。くわしく調べてみました。
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白鵬、神送り儀式の前に三本締め!本来の流れは?
横綱審議委員会は、大相撲 春場所千秋楽の後の3月25日(月)に、評議委員会は、翌26日(火)
に一力士の横綱白鵬が、千秋楽の表彰式後に行う「神送りの儀式」の前に、三本締めを行った
ことに対し苦言が発せられた。
また、「手締め」とは、行事がすべて終わった後に行うもの。
さらに、優勝した横綱といえども一力士として行える立場なのかどうか
疑問視。
本来は、千秋楽の表彰後に「神送りの儀式」を行い、本場所を終えます。
御幣を持った行司が出世力士たちに胴上げされ無事に千秋楽を迎え
降臨していた神様に天へと帰っていただく儀式なのです。
なぜ白鵬は、三本締めを行ったのか?
横綱白鵬は、平成最後の場所ということで、その場の雰囲気、乗りというか。盛り上げようと
思って締めた。と説明。
横綱白鵬は、師匠の宮城野親方とともに理事会へ呼び出され、事情聴取を受けた白鵬は謝罪し
ました。
白鵬のなにが問題?と今後
横綱白鵬が行った「三本締め」は、
相撲協会のコンプライアンス既定の第5条「違反行為」の第7項の
「土俵上の礼儀、作法を欠くなど、相撲道の伝統と秩序を損なう行為」
にあたるかどうかで、コンプライアンス委員会に調査を委託しました。
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白鵬、理事会からの物言い2回目、1回目は?
忘れもしない出来事ですね。
横綱日馬富士と貴ノ岩との暴行事件の渦中での2017年11月の九州場所・千秋楽でした。
この場所も、横綱白鵬は優勝を飾り、そのインタビューの中で
「日馬富士関と貴ノ岩関をふたたびこの土俵に上げてあげたいなと思います」と発言直後、
観客に向かって万歳三唱を促いしました。
同場所内では、11日目の嘉風との取り組みの際、敗れたにもかかわらず、土俵下において
執拗に立ち合い不成立をアピールするという前代未聞の行為をしました。
この時も、理事会より、福岡から東京へ師匠と共に呼び出され厳重注意を受けましたね。
白鵬、春場所優勝を三本締め!相撲協会から呼び出し異例事態か?のまとめ
横綱白鵬は、大相撲と横綱を理解しているのだろうか?
ただ、強ければいいとしか理解していないように思いますよね。
白鵬自身としての気持ちは、特に今場所は理解できるのです。
今年の1月初場所は、全勝で迎えた11日目、再出場の御岳海に負け、続いて
12日目は、今まで負けたことがない玉鷲に、13日目は、貴景勝と3連敗を喫し
とうとう怪我という理由で、14日目に休場してしまいました。
今回の春場所、42回目の優勝と全勝優勝は、白鵬にとって最高の喜びではなかったでしょう
か。
先場所の屈辱は横綱として計り知れないものがあったことでしょう。
だから、気持ち的には、とても共感するのですが・・・
しかし、「横綱」としての立場とか品格は、身についてないようです。
何十回と優勝しても。
ただの困ったチャンでしたね。
残念です。
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