10月新天皇祝賀パレードはこの車に決定!皇ナンバーの御料車とは?

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出典:MOBY

2019年10月22日、新天皇の祝賀パレードが執り行われます。車愛好家にとっては、ここで使用されます車がなんなのか。興味を持たれるところですね。そこで、いろいろと調べてみた結果、その車を突き止めました。くわしく説明していきます。

 

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10月新天皇祝賀パレードはこの車に決定!

「新天皇 祝賀パレード」で使用する車は、

新型のセンチュリーを改造した

「センチュリーロイヤル オープンカー」に決定しました。

こちらの車をオープンカーに改造します。↓

出典:MOBY

 

では、気になりますところ、どのようにして車の選定をするのか見ていきましょう。

10月新天皇祝賀パレードで使用する車の選定は

皇位継承式典事務局というものがあるのですね。

それで、こちらからの要望というか条件が

 

・車列を組む他モデルよりサイズが大きく、車高が高い

・リアシートに十分なゆとりがある

・環境性能が高い(低燃費・低排出ガス車ほか)

・安全性能が高い(自動ブレーキ・衝突安全ほか)

・国内入手が可能

 

さらに

・部品をはじめとする調達が内閣府の方針に合致する

・整備・保守に万全の体制が保てる

・ご乗車になる両陛下のお姿が沿道から見えやすい

・車体強度・テスト走行を行ったうえで期限までの納入が可能

・パレード終了後の活用、保守管理が容易なこと

 

以上のような、条件をすべてクリアしなければなりません。

候補の自動車メーカーは

事務局は、国内の全自動車メーカーに問合せしたのかと思いきや、

そうでもなかったみたいです。

 

打診をした自動車メーカーは

「トヨタ」「日産」「ホンダ」「ロールスロイス」「ベンツ」「BMW」

でした。

 

どのような基準があって、どういう理由でこのメーカーに打診したのか

興味深いところですね。

 

パレード車の候補は、センチュリー以外にも4車種あったそうですが

先ほどの条件をすべてクリアした車両は、「トヨタ センチュリー」のみであった

らしいです。やっぱり、トヨタですか。

 

それで、市販のセンチュリーを改造して、「センチュリー オープン」にすることを決定した

そうです。

理由は、ハイブリッド車で、威厳のある外観のデザインが大きかったといわれています。

また、この車両は、皇族専用車にはならず、東京オリンピックなどの行事でも活用するとのこ

とです。

 

という過程を経て、トヨタ「センチュリーロイヤルオープンカー」に決まりました。

調達費は8,000万円ほどです。

トヨタ新型センチュリーとは

トヨタ新型センチュリーは、トヨタの国産最高級車です。

価格も歴代最高額となりました。

2018年6月22日、21年ぶりとなるフルモデルチェンジで発売されています。3代目になります。

V12エンジン廃止しハイブリッドを採用。

1グレードのみで、車両価格は1,960万円です。

ちなみに、レクサスLS600hL(現在はカタログ落ち)は、エンジン、安全装備面が共通で比較しますと、500万円ほど高くなっています。

 

[3代目の主な変更点]

・ボディサイズ、内外装デザインの刷新

・V8  5.0Lハイブリッドシステムの搭載

・「Toyota Sahety Sense」などの先進安全装備を搭載

・1グレード構成で価格は1,960万円

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皇ナンバーの御料車とは

こちらの車は、「現御料車」のセンチュリーロイヤルです。

出典:MOBY

「御料車」(ごりょうしゃ)とは、高貴な人が所有あるいは利用する車のことです。

日本においては、主に天皇皇后両陛下や皇族が移動する際に利用する車の事を言います。

現在、異なるナンバープレートを付けた御料車は2台あります。

 

「皇ナンバー」は、専用のナンバープレートをつけた車の事を言います。

金銀配色の円形に「皇3」「皇5」というような2文字が縦に表示されます。

皇室の公的な行事に使用されます。

通常の「品川ナンバー」は、公用車と呼び、通常公務に使用されます。

「皇ナンバー」「品川ナンバー」とも、車のフロントには「菊の御紋」が付けられています。

2006年から導入した「センチュリー ロイヤル」は、陪乗席を備え8人乗りです。

10月新天皇祝賀パレードはこの車に決定!皇ナンバーの御料車とは?のまとめ

2019年10月22日、新天皇祝賀パレードが執り行われます。

祝賀バレードもとても楽しみですが、

少し見方を変えてみると、パレードで使用する車もモデルチェンジ

をしていますので、

気にかけてみてはいかがでしょうか。

約半年後の新天皇の祝賀パレードを楽しみに待ちましょう。

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