ナンバープレート盗難が急増!なんと盗む目的が驚きその理由とは?

ナンバープレート盗難

くるまのナンバープレートが盗難にあっているのが急増しています。自動車部品の盗難にあっている50%はナンバープレートです。盗む目的にも驚きが隠されている。どのような理由で急増するほどナンバープレートは盗まれるのか調べてみました。

 

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ナンバープレート盗難状況

皆さん知ってましたか?

「自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム」というのを

 

こちらは、警察地用を始め財務省、経済産業省、国土交通省と

民間の19の団体から成っているそうです。

 

こちらのプロジェクトチームから発表されている資料をもとに説明をしていきます。

自動車盗の認知件数は、全体的にみると減少傾向にあるようですよ。

 

ピークは、16年前の2003年で6万4,223件あったのが

2017年では、1万213件と減って、なんとピーク時の6分の1です。

 

このプロジエクトチームの功績なのでしょうかね?

それで、自動車盗の発生場所で一番多かったのが「駐車場」。

当然と言えば当然でしょう。全体の44.6%。

 

くるまの部品が盗難被害に合うとを「部品ねらい」と呼びます。

くるまに取り付けてある部品や付属品を窃取する手口です。

 

減少傾向にあると先ほど説明しましたが、この「部品ねらい」に占める

ナンバープレートの被害の割合は近年増加傾向にあります。と書かれています。

20017年では、44.9%ともあります。

出典:警察庁HP

ナンバープレートの盗難の場所と手口

ナンバープレートは、そんなに簡単に外せるものですか?

そうなんですよ。その祖母な疑問。

 

ナンバープレートを取り付けているネジは、ドライバー1本で、およそ10秒もあれば

簡単に取り外せてしまいます。

 

特に軽自動車の場合、くるまの後ろ側に取り付けてあるナンバープレートは、普通車の場合、

左上のネジにアルミ製のキャップの「封印」が無いため、簡単に取り外せてしまいます。

 

この「封印」がある普通車の場合でも、マイナスドライバーなどの先端が細いものであれば、

これもいとも簡単に取り外しができます。      「封印」⇓

 

ですから、買い物先の駐車場やコインパーキング、月極めの駐車場、さらには自宅の駐車場

においても盗難にあっています。

 

また、営業用のくるまや社用車などが、営業妨害を目的とした盗難も発生しています。

ナンバープレートを盗むのはこんな人

二次犯罪のため。

最近の事件で、コインランドリーの強盗やあおり運転しながらエアガンを打っていた事件があ

ります。

・犯罪グループが組織的に関与し、犯行に及んでいるものがある。

・海外へ不正に輸出されている。

ナンバープレートを盗む理由

警察の捜査を逃れるために、盗んだナンバープレートを別のくるまに取り付け

他の犯罪を行うときに使用します。

 

例えば、盗んだナンバープレートを取り付けたくるまで毎回、犯行に及んでいた。

盗難されたナンバープレートは、登録されているので犯人らはある犯罪(金庫破りなど)を実行

する都度、ナンバープレートを盗み、その犯罪が終了すると、ナンバープレート自体も捨てて

いたという。

 

また、「ヤード」と呼ばれる犯罪の集団が海外への輸出などを目的とした自動車解体や

コンテナ詰め作業を行う場所へくるまを移動するために、盗んだナンバープレートを

偽造して取り付けることもあります。広域な活動をする犯罪グループの場合、

怪しまれないように複数の地域の偽造ナンバープレートを作って、うまく使い分けします。

 

盗難車や覚せい剤密売車両への取り付けだったり、殺人や強盗・誘拐など

凶悪犯罪に使用する犯行車両へのとりつけなどの二次犯罪に悪用されています。

 

警察の捜査の目をかいくぐったり、事件の発覚を遅らせる目的で

盗んだナンバープレート盗難を取り付けた車両を悪用します。

 

そのようなことから、ナンバープレート盗難を防ぐことが、凶悪犯罪やテロなどの

二次犯罪を防止することに繋がるのです。

盗んだナンバープレートを加工する

下のナンバープレートを見てください。

実際に盗難にあったナンバープレーで、加工されています。

出典:せきさるぶろぐ

盗まれたナンバープレートの数字の一番右側は「1」です。

この数字「1」を切り抜いて、他から盗んだナンバープレートの「0」を張り付けていました。

 

とても巧妙ですよね。

盗んだままのナンバプレートをそのまま取り付けるのではなく、他に盗んだナンバーブレート

と組み合わせるとは・・・。

 

警察のお話によると、なんでも盗難に合いやすい数字があると言います。

それは、「0」「1」「3」「8」「・」

だそうです。

 

一つ一つの数字を見れば、なんとなくわかる気がしますよね。

加工しやすい数字なので、「8」を半分に切ると「3」、最後の「・」は数字ではないけど

加工しやすいでしょ。

 

凄いでしょ。犯人!

ナンバープレートを上手に切り抜く技術、そして、頭脳。

なんとかかしないと。

簡単にできるナンバープレートの盗難防止方法

まずは、動画を見てみましょう。

これは、「JCCロック」と呼ばれるナンバープレート盗難防止のネジです。

「Amazon」「楽天市場」などでも入手できます。

価格は、税込と送料などを入れても、千円台です。(送料によります)

 

また、各自動車メーカーでも用意されている場合もありますが、高い!

まずは、問合せしてみてください。

 

 

ナンバープレート盗難が急増!とどのような人がどのような理由で盗むのか?のまとめ

ナンバープレートの盗難が急増している!

犯人のその目的は、犯罪が見つかる事を遅らせる為。

 

また、ヤードと呼ばれる犯罪集団の存在。

ナンバープレートが盗難にあうと、そのあとはさらに犯罪が拡大していきます。

 

くるまを持っている方は、すぐにでも確認してみてください。

「えっ」と思う間もなく、簡単にナンバープレートが外せます。

 

これって、国が対策するべきではないのかな。

こんなに簡単に外せて、結果、大変大きな犯罪の手助けをしていると思うとやるせない。

というか、さっさと、対策してほしいものです。国も自動車メーカーも!

 

自動車自体の盗難はメーカーの努力などもあって減少しているというのに、

二次犯罪になってしまうというナンバープレート盗難は、近年、急増しています。

国として、自動車メーカーとして、すぐに、対策してもらわなければ!

 

よろしくお願いいたします。

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