2019年の「箱根駅伝」の出場校が決定しましたので、一覧でご紹介します。また、前大会優勝を果たしました青山学院大学は、4連覇中で、2019年、5連覇をかけ、気合十分です。その連覇に歯止めをかける大学はどこなのか、などなど、みどころも満載ですのでご紹介します。
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箱根駅伝出場校2019年度一覧
2019年の箱根駅伝は、第95回となり、記念大会ということで、出場校が例年より2校増え全部で23校となりました。
シード権10校(2018年箱根駅伝10位入賞校)
1.青山学院大学 11年連続24回目 4(優勝回数)
2.東洋大学 17年連続77回目 4
3.早稲田大学 43年連続13回目 13
4.日本体育大学 71年連続71回目 10
5.東海大学 6年連続46回目 -
6.法政大学 4年連続79回目 -
7.城西大学 2年連続15回目 -
8.拓殖大学 6年連続40回目 -
9.帝京大学 12年連続20回目 -
10.中央学院大学 17年連続20回目 -
予選会11校(2018年10月13日の予選会上位11校)
1.駒澤大学 53年連続53回目 6(優勝回数)
2.順天堂大学 8年連続60回目 11
3.神奈川大学 9年連続50回目 2
4.国學院大学 3年連続12回目 -
5.明治大学 60回目 7
6.東京国際大学 2年連続 3回目 –
7.大東文化大学 7年連続50回目 -
8.中央大学 2年連続92回目 –
9.国士舘大学 3年連続47回目 -
10.山梨学園大学 33年連続33回目 –
11.上武大学 11年連続11回目 –
関東インカレ成績枠適用校1校
1.日本大学 2年連続88回目 12
予選12位以下の大学から個人成績が優秀な1校1名の選抜
1.関東学生連合チーム
箱根駅伝往路と復路のコース(10区間)の特徴と区間記録や見どころは?
第一区(21.3km)大手町読売新聞東京本社前~鶴見中継所。区間記録1:01:06佐藤悠基(東海大)
比較的平坦な場所です。
みどころ 八ツ山橋の上りで、選手同士の駆け引きがあり、新六郷橋の下りでラストスパートをかけます。
第二区(23.1km)鶴見中継所~戸塚中継所。区間記録1:06:04メクボ・ジョブ・モグス(山梨学院大)
走りづらい権太坂、終盤の上り坂の連続。
みどころ エース級の選手が多く起用されるため「花の二区」と呼ばれます。
第三区(21.4km)戸塚中継所~平塚中継所。区間記録1:01:38オンディバ・コスマス(山梨学院大学)
海沿いで平坦が多く、海風が吹きます。
みどころ 海風が向かい風となるため、選手の風に対する対処方法。
第四区(20.9km)平塚中継所~小田原中継所。区間記録1:02:21大塚倭(神奈川大)
終盤、小さなアップダウンの坂があります。
みどころ 小刻みな坂があるので、スピードが出しにくく、ペース配分が難しい。
第五区(20.8km)小田原中継所~箱根芦ノ湖(往路ゴール)。区間記録1:11:44青木涼真(法政大)
走行区間の8割が上り。一発逆転のチャンスがある区間です。
みどころ 選手のスタミナと脚力勝負で、走り切れば優勝もしくは、逆転優勝が出来る区間です。
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第六区(20.8km)箱根芦ノ湖(復路スタート)~小田原中継所。区間記録58:01秋山清仁(日本体育大)
気温が低い場所で、天候により、路面凍結、降雪などで滑りやすい。
みどころ 一気に下る感じ、ひざに注意。山から下りた平坦での勝負。
第七区(21.3km)小田原中継所~平塚中継所。区間記録1:02:32林羍介(青山大)
前半は、山から吹き降りる冷たい風、後半は、気温が上昇し始める。体調がみだれる。
みどころ 区間で唯一、走りやすい。
第八区(21.4km)平塚中継所から戸塚中継所。区間記録1:04:05古田哲弘(山梨学院大)
終盤の前までゆっくりとした上り坂、次に上り坂となります。
みどころ だいだい順位が確定し始めるあたり。駆け引きが勝負。
第九区(23.1km)戸塚中継所~鶴見中継所。区間記録1:08:01篠藤淳(中央学院大)
権太坂の長い下り坂。
みどころ 往路同様に、エース級の選手が多く、勝負どころです。
第十区(23.0km)鶴見中継所~大手町読売新聞東京本社前(復路ゴール)。
新八ツ山橋、六郷橋のアップダウン。
みどころ ラストスパート区間、いかに、周りに惑わされず、自分のペースで走れるか。優勝争いと上位10位に入るためシード権争いの激闘が見られます。
箱根駅伝優勝校候補徹底分析
優勝候補「青山学院大学」。
2018年行われました「箱根駅伝1位」「全日本大学駅伝」「出雲駅伝」3大駅伝をすべて優勝の実績で、文句なく間違いのないところです。出雲駅伝では、1区から首位に立つと、そのまま最後まで走り切ってしまい快勝しました。
青山学院大学5連覇阻止する大学は?
第一候補校「東洋大学」
前回の箱根駅伝は、まだ記憶に新しいですが、往路では、青山学院大学と最後まで競り合いながらも優勝を手にしましたが、復路において惜しくも逆転されて総合2位。例年以上に打倒・青山学院大学!と気合をいれてます。2018年「全日本大学駅伝3位」「出雲駅伝2位」
第二候補校「東海大学」
2018年「箱根駅伝5位」「全日本大学駅伝2位」「出雲駅伝3位」。10,000mの上位10人の平均タイムは、2018年優勝した青山学院大学を上回り、箱根駅伝ノミネート校の中で1位です。ですが、山登りに難あり、実力未知数です。
第三候補校「駒澤大学」
前回大会で、9年ぶりとなるシード権を逃してしまいましたが、その後の練習で実力をつけて、箱根駅伝の予選会では、他校を寄せつけない圧勝で、みごと、1位を獲得。エースの片西景選手(4年)をはじめ、全員が、1時間4分以内でゴールし、さらに総合タイムで大会新記録をだしました。今大会、優勝に近い。
箱根駅伝注目選手
青山学院大学 吉田圭太選手(20) 2年生、172cm、広島県世羅高校出身、5000m13分50秒67、2018全日本大学駅伝・出雲駅伝区間賞。
青山学院大学 鈴木塁人選手(21) 3年生、172cm、千葉県流通経済大柏高校出身。2018全日本大学駅伝3区位。
東洋大学 相澤晃選手(21) 3年生、178cm、福島県須賀川市出身・石川高校。2018全日本大学駅伝8区区間賞。
東海大学 館澤亨次選手(21) 3年生、172cm、神奈川県横浜市出身・埼玉栄高校、2018年全日本大学駅伝で3区区間賞、1500m日本代表でアジア大会9位。
まとめ
2019年箱根駅伝優勝、5連覇をめざす青山学院大学を、どの大学が阻止するかの構図がはっきりと見えますね。それが、2019年の箱根駅伝です。阻止する大学の候補を3つほどあげました
が、このなかでも、一押しは、東洋大学です。しかいないです。監督みずから、打倒・青山学院大学!と語り、アメリカでの合宿も行い、気の入れ方がただものではありませんよ。前回大会
の逆転負けた悔しさをバネにして優勝を取りに行くはずです。他大学においては、故障者もいるようで、体調十分で走れるのかどうか心配する面もあります。その点、青山学院大学は、選
手の層が厚いので、余裕さえ感じます。いかにして、東洋大学、東海大学、駒澤大学が、または、ほかの大学が、駆け引きし合い、絡み合っていくのが、とても楽しみな戦いとなること
は、間違いないでしょう。スタートまで、あと3日です。
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