2019三浦雄一郎86歳の挑戦!南米最高峰アコンカグアに挑む?

社会

2019年1月2日、プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎(86)さんが、南米で最高峰である「アコンカグア」(6962m)の登頂するため、日本を後にしました。三浦雄一郎(86)さんは、直近の登頂では、「エベレスト」を80歳のときに成功し、世界最高齢の登頂記録を塗り替えました。2019年はいかに。

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【速報】2019三浦雄一郎、ドクターストップ!!追記

残念!日本時間21日朝、(日本時間21日午後)三浦雄一郎(86)さんは、アコンガクア登頂を断念

しました。予定通りとすれば、今日、頂上に立つ予定でした。

 

三浦さんには、持病の不整脈があり、同行したチームドクターの大城和恵(51)が、これ以上の

登山は、心不全をおこす危険があると判断し、三浦さんは、説得に応じ受け入れたといいま

す。

 

しかし、三浦さんは、鍛えなおせば、90歳でエベレストに登れるのでは、という感覚が芽生え

たという。

 

なんていう人でしょう。何事も前向きにとらえる三浦さんらしい言葉ですね。また、目標が出

来ましたね。

 

三浦さんは、すでに下山しており、アルゼンチン・メンドサ市内のホテルに無事到着しまし

た。お疲れ様でした。

2019三浦雄一郎登頂するアコンガクアとはどんな山

標高が高い山には、3つの難関があります。一つ目は、酸素の量が、平地の40%しかない。高

山病となる危険があります。約標高2,000mぐらいで、頭痛や吐き気の症状が出始めるといい

ます。「アコンガクア」の標高は6,962mもあり、およそ3.5倍です。二つ目は、気温です。標

高1,000m上がると、気温はおよそ6℃下がるので、単純計算でも約40℃、地上より山頂は低

くなります。3つ目は、天候です。これだけは、いくらトレーニンク゛を積んで努力しても

も、どうにもならないことです。「アコンガクア」は、南半球にあり、現在、夏なのですが、

雪も降ります。「ビエント・ブランコ」という白い嵐と呼ばれる特有の現象があります。強風

が吹き荒れ、凍傷や低体温症となる危険があります。つねに、危険と隣り合わせの環境にあり

ますので、遠征隊は、最新の気象情報を集めることに努力します。

 

そこで、最後に気になる三浦雄一郎さんの体調を見守ります。チームドクターとして同行しま

す大城和恵(51)は、高度に徐々になれさせながら、脱水にも注意していきたい、と話し、持病

の不整脈がある登山で、次男の豪太(49)さんは、標高7,000mの環境でのスキーでの下山は、

エベレストより難しいと述べました。行動中は、三浦さんの心拍数を常にチェックしていま

す。

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2019三浦雄一郎登頂スケジュール

およそ、1ヶ月かかります。1月21日がアコンカグア(6,962m)山頂 予定。

1月2日、     東京・羽田空港を出発する。

1月3日、     現地時間で午後、アルゼンチンに到着。

1月4日~8日、 3,100mのラス・クエバにて高度順応。

1月9日、       4200mベースキャンプ

1月10日~15日、4,200m~5,850mルート偵察と高度順応。

1月16日、   4,500mベースキャンプ~モレーン・キャンプ登攀。

1月17日、   4,900mモレーン・キャンプ~キャンプ1

1月18日、   5,400mキャンプ1~チョッパー・キャンプ

1月19日、   5,970mチョッパー・キャンプ~プラサ・コレラ

1月20日    6,380mプラサ・コレラ~インディペンシア

1月21日、   6,962mアコンカグア山頂。スキー滑降・下山~キャンプ2。

1月22日、   キャンプ2~プラサ・アルヘンティーナ(ベースキャンプ)。

1月23日~24日、予備日。

1月25日    ベースキャンプ~オルコネス~陸路メンドーサ。

1月26日~27日、予備日。

1月28日    メンドーサ。

1月29日    アルゼンチン出発。

1月31日、   帰国。

2019三浦雄一郎遠征隊メンバー

三浦雄一郎  86歳  遠征隊隊長

三浦豪太   49歳  副隊長・通信・記録・装備・生理モニター・食糧・会計

倉岡裕之   57歳  登攀リーダーロジスティックス・写真

平出和也   39歳  カメラマン・映像

中島健郎   34歳  登攀サポート・装備・記録・食糧

大城和恵   51歳  チームドクター

貫田宗男   67歳  遠征ロジスティックス・通信・現地むリレーション

2019三浦雄一郎の現在

現地時間で4日午前にアルゼンチン・メンドサ市内の州立公園事務所で

三浦雄一郎さんは、「アコンカグア」(6962m)の登山許可が認められました。

アルゼンチン・メンドーサに到着してから一晩をすごしたことで、だんだん時差ボケが治りつ

つあるとのことです。

1月9日は、予定では、約4200mのベースキャンプに入ることになっています。

2019三浦雄一郎秘密

肉食の三浦雄一郎さんで知られていますが、出発する空港内の焼肉店で昼食をとりました。とにかく「肉」が大好き。

2019三浦雄一郎練習法

地上7,000mでの酸素は、平地の40%しかありません。このような環境に、体を慣らす必要があります。

 

三浦さんの事務所には、低酸素のトレーニング室があり、2018年12月にはいってから、トレ

ーニングを本格始動。登頂目標のアコンカグアの標高6962mの環境にならすために、徐々に酸

素濃度を下げていきます。まずは、標高5,000m程度に合わせた酸素濃度で、ウォーキングマ

シンを使いながら、息を大きく吸っては吐き、吐いては吸うを繰り返しながら歩行の練習をし

ます。次男の剛太(49)さんも、今回の登頂に同行しますので、一緒に、歩いていました。三浦

さんの右腕には、パルスオキシメーターという血中の酸素飽和度と脈拍を計測する測定器を取

り付けられており、データをみながら管理します。練習は、2時間ほど続き、三浦さんは、意

識を失いかけるほどのダメージを受けながら、ウォーキングマシンの手すりにつかまり、なん

とか持ちこたえました。次男の剛太さんは、酸素が少ない環境で、体に起きる反応を利用して

行うトレーニングと説明していましたが、経験のない普通の私たちにはちょっと理解しがたい

練習です。三浦さんは、持病の不整脈をもっており、この時も、その症状がでたそうです。命

がけのような、また、意識を失いかけるほどの厳しい練習なのですね。普通では、耐えられませんね。

2019三浦雄一郎とは

三浦雄一郎(86)1932年10月12日生まれ、青森県出身、2003年世界最高齢70歳7ヶ月でエベレスト登頂。2008年75歳でエベレスト再登頂。2009年、骨盤・左大腿骨骨折、2012年11月と2013年1月、心臓手術。2013年5月23日80歳で3度目のエベレスト登頂。

2019三浦雄一郎86歳の挑戦!南米最高峰アコンカグアに挑む?のまとめ

三浦雄一郎さんの「あきらめずに一歩ずつ進んでいけば、夢は叶う。」と「君にしかできない

ことが、きっとあるはず」は、とても心に響くことばですね。三浦さんは、この言葉どおり、

生きておられ、人生を楽しんでいます。決して、健康体ではありませんよね。しかし、目標を

持ち、あせらずに、一歩一歩進んできて、自分の夢を実現してきました。今回の86歳での挑戦

は、まだまだ、道半ばの夢を実現させるための挑戦ですね。人間の「生きる」ということを、

現代の人々に教えてくれてます。夢という目標を持ち、それに向けての計画をたて、一歩、そ

してまた一歩と進み続けることで、夢を叶えられると。ひとつの夢を叶えると、また、新しい

夢が出来るんですね。アコンガクアの登頂成功を祈っています。

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