四大陸選手権フィギュアスケート女子フリースタイルが、2月8日(日本時間9日)に行われ、ショートプログラム(SP)5位たった紀平梨花選手が、左手薬指を怪我しながらも、得意のトリプルアクセルを成功させ、みごとな逆転優勝を果たしました。
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女子フィギュアスケート結果
総合 FS SP 減点
1位 紀平梨花 221.99 153.14 68.85 0
2位 エリザヴェート 207.46 139.37 68.09 1
3位 三原舞依 207.12 141.97 65.15 0
4位 坂本花織 206.79 133.43 73.36 0
5位 ブラディーテネル 202.07 128.16 73.91 0
6位 マライア・ベル 193.94 123.92 70.02 1
7位 イム・ウンス 191.85 122.71 69.14 0
8位 キム・イェリム 187.93 123.51 64.42 0
9位 ヴェロニク・マレ 170.46 115.49 54.97 0
10位 ラーキン・オーストマン 165.21 110.22 54.99 0
11位 ティン・ツゥイ 164.84 98.11 66.73 4
12位 イー・クリスティー・レオン 164.79 110.86 53.93 1
13位 キム・ハヌル 162.48 111.04 51.44 0
14位 ホンジー・チェン 150.50 96.06 54.44 1
15位 カイラニ・クレイン 149.52 88.88 60.64 1
16位 アレイン・チャートランド 147.54 101.65 45.89 1
17位 イサドラ・ウィリアムズ 138.26 90.34 47.92 1
18位 アリソン・クリステル・ペルティケト 136.97 85.31 51.66 1
19位 エイミー・リン 134.56 87.57 46.99 0
20位 アンドレア・モンテシノス・カントゥ 124.51 81.59 42.92 2
21位 ジョアンナ・ソー 117.82 67.82 50.00 1
22位 ブルックリー・ハン - - 54.22 -
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紀平梨花怪我感じさせない演技内容
演技スタート間もなくの、得意のトリプルアクセルを成功させると、続く技は、2回転半+3回転トゥーループの連続ジャンプも完璧にこなすと、そのあとは、ミスなく滑り切りました。
紀平梨花怪我する
紀平梨花選手は、ショートプログラムの本番2日前の練習中に左手薬指を亜脱臼する怪我を負ってしまいました。さらに驚きですが、その指は、昨年骨折した指だったのです。怪我の当初「痛い、痛い」とこぼしていました。
翌日の練習の午前中は、トリプルアクセルは封印、午後には、トリプルアクセルを2回成功させ、いざ、本番のショートプログラム(SP)に臨みましたが、トリプルアクセルの失敗もあり、5位という結果に沈みました。怪我の影響とみられます。
紀平梨花怪我にも負けず!得意のトリプルアクセルで意地の逆転優勝か?のまとめ
四大陸選手権は、紀平梨花選手がみごとに逆転優勝を飾りました。練習中に怪我をする予期せぬアクシデントがあり、ショートプログラムは、5位。この結果に、誰もが、こう予想したでしょう。怪我じゃしょうがないな。優勝は無理と。しかし、終わってみると、しっかり逆転していた。演技に集中する。そして、ほかのことは考えない。冷静でいること。演技構成も、トリプルアクセルを2回飛ぶ予定だったが、その日の氷の状態をみて、しっくりこないとい状況うことで、その日、トリプルアクセルを1回にして、確実に点をとりにいった。そのような、冷静な判断ができるのが、紀平梨花選手の強みであり才能だと思います。3月の世界大会にも大いに期待をしたと思います。
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