野口啓代はプロフリークライマー東京五輪代表内定で流した涙のわけ!

スポーツ

2019年8月20日スポーツクライミングの世界選手権、ボルダリング・スピード・リードの複合の女子決勝で野口啓代(30)選手が銀メダルを獲得し、2020年の東京五輪の代表に内定しました。スポーツクライミングとはどのような競技か、野口啓代さんはどのような人物なのか調べてみました。

 

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スポーツクライミング世界選手権日本人結果

2019年8月20日、東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子

において、スポーツクライミングの世界選手権第9日、

女子複合の決勝が行われました。

 

この決勝戦では、8人が競い合い、日本人では、野口啓代(30)、野中生萌(みほう・22)、森秋

彩(あい・15)、伊東ふたば(17)の4人が出場しました。

日本人 結果

銀メダル 野口啓代  (30・TEAM au)

5位    野中生萌  (22・XFLAG)

6位    森秋彩   (15・茨城県連盟)

7位    伊藤ふたば (17・TEAM au)

 

野口啓代プロフリークライマーが東京五輪代表に内定に涙も?

2020年の東京オリンピックに内定するためには、

日本山岳・スポーツクライミング協会の選考基準がありまして

 

今回のスポーツクライミング世界選手権大会で、「7位以内で日本勢最上位」が条件。

その結果、プロフリークライマーの野口啓代選手が、銀メダルを獲得し、日本勢トップ

 

ということで、見事に東京オリンピック代表に内定しました。

このスポーツクライミングという競技は、2020年の東京オリンピック

 

初めて採用された正式種目なのですよ。

そして、プロフリークライマーの野口啓代選手は、

 

スポーツクライミング日本代表第1号となったのです。

 

試合後、野口啓代選手は「ずっと『オリンピックが最後』と、

自分にプレッシャーをかけ続けてきたといいます。

 

東京オリンピックの代表内定が決まった瞬間、思わず涙が・・・

スポーツクライミングとは?

では、この「スポーツクライミング」という競技について紹介しましょう。

なんとなくわかる感じですよね。壁を素手で登る。

 

そのようなイメージしかありませんが・・・

ちゃんと調べました。

ロッククライミング

ロッククライミングの説明図

引用:YAMA HACK編集部

 

スポーツクライミングとは、人工的に作られた壁とホールドと呼ぶ突起物があり、この突起物を掴んで登るスポーツ。

「ボルダリング」「スピード」「リード」の3種目があり、それぞれに競うポイントが違うのです。

ボルダリングとは・・・

壁の高さは約3m~5m

登るときにロープを使用しません。

ホールド(突起物)を掴みながら登ります。

 

競技は、課題が複数設定されていて制限時間内に「いくつ登れるか」を競います。

 

スピードとは・・・

壁の高さは15m、世界共通のルートが設定されていて、「速さ」を競います。

 

リードとは・・・

高さ15m以上ある壁を制限時間の6分以内に「どこまで登れるか」を競います。

安全のため、ロープなどの器具を装着します。

途中で落下した場合、ボルダリングのように再トライは出来ず、落ちた地点が記録となりま

す。

野口啓代プロフィール

野口啓代(のぐち あきよ)

1989年5月30日生まれ、30歳、165cm、49kg

茨城県竜ケ崎市出身

東洋大学附属牛久高等学校卒業、東洋大学ライフデザイン学部健康スポーツ学科中退

主な戦績

2001年(12歳) 全日本ユース選手権 優勝

2005年(16歳) ジャパンカップ、リード・ボルダリング両方に優勝

        その後、ジャパンカップのボルダリングは9連覇

2008年(19歳) ワールドカップ オーバーオール 年間チャンピオン

2009年(20歳) ワールドカップ ボルダリング 年間チャンピオン

2015年(26歳) ボルダリングワールドカップカップ4度目の年間チャンピオン

2016年(27歳) アジア選手権リード・ボルダリング 優勝

 

野口啓代選手は、小学校5年生の時にフリーククライミングと出会った。

翌年の全日本ユース選手権に出場するだけでも大変な中、

なんと、中高生を抑えて優勝をしてしまった。

 

クライミングの才能の全開の始まりだ。

2008年、日本人女性初となるワールドカップ ボルダリング種目優勝を飾る。

オーバーオール部門(ボルダリング・スピード・リード)もチャンピオンを獲得するほどの

オールラウンドプレーヤー、世界屈指の女性クライマーなのだ。

 

前記した、主な戦績だけでも驚異の記録だ。しかし、戦績は、これだけではないのだ。

詳しくは、Wikiへ

 

野口選手の自宅には、大きなプライベートジムがあるという。

体脂肪率は、12%、とにかく練習練習だ。

 

コーチなどのアドバイスを受けながらの、懸垂、腹筋、腕立て伏せ、ジョギング

運動前後のストレッチ、足首には3kgの重りをつけての懸垂、片腕懸垂

をこなす。

 

このようなトレーニング内容を知っただけでも筋肉痛を起こしてしまう。

ここに、野口啓代選手の強さのヒミツがあるのですね。

 

このように鍛えられた筋肉美と登りを東京オリンピックで見られるのです。

もっともメダルに近い人なのです。

注目のオリンピック強化選手

・野口 啓代 (のぐち あきよ)

「プロフィール」「主な戦績」は、上記。

 

・野中 生萌 (のなか みほう)

「プロフィール」

1997年5月21日生まれ、22歳、162cm

東京都出身

「主な戦績」

2014年 アジアユース選手権ロンボク 優勝

2015年 クライミング・アジア選手権 寧波 優勝

2016年 THE NORTH FACE CUP Women’s Division1 優勝

2017年 チャインオープン 広州 優勝

2018年 IFSC ワールドカップ 年間チャンピオン

 

・楢崎 智亜 (ならさき ともあ)

「プロフィール」

1996年6月22日生まれ、23歳、169cm

栃木県出身

「主な戦績」

2016年 IFSC ワールドカップ 年間チャンピオン

 〃   クライミング世界選手権 優勝

 〃   ADIDAS Rock Stars 優勝

2017年 THE NORCE FACE CUP 優勝

2018年 第1回コンバインド・ジャパンカップ 優勝

 

・藤井 快 (ふじい こころ)

「プロフィール」

1992年11月30日生まれ、27歳、175cm

静岡県出身

「主な戦績」

2016年 ボルダリング ジャパンカップ 優勝

2017年 ボルダリング ジャパンカップ 優勝

2018年 IFSC ワールドカップ 重慶 優勝(4度目)

野口啓代はプロフリークライマー東京五輪代表内定で流した涙のわけ!のまとめ

スポーツクライミングについて説明いたしました。

手軽に楽しめることから国内でもボルダリングは人気が上昇中。

2020年の東京オリンピックから正式種目となったスポーツクライミングです。

 

見どころは、テクニックと高い壁を身軽に上るときの動き

注目してみていきましょう。

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