ネットバンキング不正送金被害急増の手口を大公開!気を付けて!

ネットバンキング不正送金

ネットバンキング不正送金被害が急増しています。昨年2019年の秋以降増加していて、新しい手口が広がっているとのことです。どのような手口なのか詳しく調べましたので、ご紹介します。気を付けてください。

 

インターネットバンキングは、自宅に居ながら、

スマートフォンやパソコンを利用して簡単に銀行口座の残高や

お金を振り込んだりできるとても便利なサービスですね。

 

しかし、簡単なゆえに、裏返しとして危険にもあいやすいのです。

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ネットバンキング不正送金とは?

インターネットバンキングのアカウント情報には、

「ID」

「パスワード」

「暗証番号」

「秘密の質問」などがあります。

このアカウント情報を不正に盗まれ、口座から現金が不正送金されるということです。

ネットバンキング不正送金被害急増の実情

警察庁の集計によりますと、昨年2019年のインターネットバンキングの不正送金

被害件数が、過去最多だった6年前の2014年に次いで、1872件も昇りました。

 

被害額は、2018年のおよそ5.5倍にもなり、約25億2100万円。

2014年に被害件数が最多(1876件)になった時に

 

金融機関は、「2段階認証(ワンタイムパスワード)」を採用し

防止策として導入しました。

 

その結果、被害件数は、2019年の夏までは、10~100件台を推移し

減少傾向となっていました。

 

ところが、9月は、444件に急増すると、10月には、400件、

11月は、630件にも昇りました。

ネットバンキング不正送金被害急増した背景

ネットバンキングでの不正送金が急増となった背景には、

ショートメッセージサービス(SNS)を利用して

 

銀行をかたり、利用者をニセのフィッシングサイトへと誘導し

「本人確認用のワンタイムパスワード」

 

などを入力させる手口で広がりをさせたとみられています。

ネットバンキングの不正送金先を調べたところ

 

2399口座で確認されたのが

名義人の国籍は、「日本」が58.6%、「ベトナム」が13.5%

「中国」が8.8%。

インターネットバンキングの不正送金の手口

「手口」には、大きく分けると2つあります。

一つは「メール」を利用し、不正なサイトへ誘導しアカウント情報を盗み取ります。

いわゆる「フィッシン詐欺」と呼ばれます。

 

二つ目は、「不正送金ウイルス」です。

 

【フィッシング詐欺とは】

実在する銀行やクレジットカード会社、ショッピングサイトを装い

「ニセのメール」を送信し、まるで本物のログインするページを模倣

 

した「ニセのログインページ」に誘導させ(フィッシングサイト)

このニセのログインページに入力したアカウント情報を第三者に送信される。

と言う手口です。

 

また、送られてくるメールには、「システムトラブル」や「セキュリティ対策のため」

を装ったニセのログインページにアカウント情報を入力させます。

 

【不正送金ウイルスとは】

ログインするページが正規のものなので、「URL」では、詐欺が気が付きません。

メールに「不正な添付ファイル」や改ざんされたWebサイトの閲覧などから

 

「不正送金ウイルス」に感染させます。

そして、インターネットバンキングのアカウント情報をを盗み

不正送金を行うウイルスです。

ネットバンキング不正送金被害に会わない為には?

【フィッシング詐欺の場合】

「ニセのログインページ」は、正規のログインページとは、落ち着いてよくみてみると

細かな部分が異なります。

そのため、「URL」に注意・確認することで詐欺に気ずくはずです。

 

【不正送金ウイルスの場合】

「URL」をみて詐欺に傷事が困難です。

「不正送金ウイルス」は、不正送金を行うときに以下のような不正の動作があります。

Webページを改ざんする

インターネットバンキング利用中、いつもは入力の必要のないアカウント情報の

入力欄があったら、「不正送金ウイルスによるWebページ改ざん」を疑います。

トランザクション処理を書き換える

不正なポップアップ画面を表示させる

インターネットバンキング利用中、アカウント情報の入力を求められる

不正なポップアップ画面が出た時は、「不正送金ウイルス」を疑います。

ネットバンキング不正送金の対策は?

1.パソコンやスマートフォンの「OS」や「ソフト」を常に最新に!

2.セキュリティー対策ソフトは、インストールして、つねに最新状態に!

3.受信メールに注意

身に覚えのないメールは、クリックせず、そのまま削除します。

不正な添付ファイルや本文のリンクをクリックすることで、ウイルスに感染してしまいます。

4.銀行の指示に従いセキュリティー対策をする

各銀行においては、不正ログインや不正送金対策がされており

銀行が導入・推奨しているセキュリティー対策をしておきます。

5.アカウント情報の入力は落ち着いて正確に慎重に!

何時もと違う画面や不自然なポップアップ画面が表示されていないか常に確認。

表示された場合には、絶対にアカウント情報を入力しない。

6.定期的に口座の残高確認と明細の内容を確認!

ネットバンキング不正送金被害急増の手口を大公開!気を付けて!のまとめ

いかがでしたか?

一度利用したら、時間や曜日などを気にせず、とても便利で助かりますね。

 

しかし、簡単で便利な反面、

被害にあいやすいということも・・・

 

被害は、気づきにくいので、定期に残高・明細を確認するようにしましょう。

被害に会わない為にも、知識だけでもいれておきましょうね。

 

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