車を運転するみなさん、「ホワイトアウト」という言葉をご存知ですか?知ってる方も知らない方も、ちょっと覗いててみてください。とても危険で命取りなってしまいます。それでは、遅いので、ご紹介しますね。
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ホワイトアウト現象での事故
1月17日、北海道の当別町で、自宅まであと一歩というところで、ひとりの男性(66)が亡くな
りました。
この男性は、車を運転していて、「ホワイトアウト」にあい、車が雪山に突っ込んでしまいま
した。車を乗り捨てて、自宅までおよそ120mを徒歩であることを決断し、あとわずかという
ところで、力尽きて倒れてしまいました。男性は、低体温症にかかって体を動かすことができ
なかったようです。
だれでもこのホワイトアウトにであったら、このような結末になり得るのです。また、低体温
症になら成らないように注意しましょう。
ホワイトアウト現象とは
積雪が多い場所で暴風雪や強い風による地吹雪により、視界全体が真っ白になり、空と地面の
空間が見分けがつかなくなる現象です。つまりは、目をつぶると真っ暗になりますが、それ
が、真っ白になるだけですね。ですから、とても怖いことなのです。
北海道で住んで、雪に慣れている人でさえ、命を落とす危険があります。
ホワイトアウト現象の運転
では、雪道、道路に積雪があって、突然強風にみまわれた時を想像してください。ホワイトアウト現象で、視界の上下左右は、真っ白という状況です。
1.ヘッドライトやハザートランプを点けて、周囲に自分の車の存在を知らせます。
2.前に走ってる車が見える場合は、適正な車間距離を保ちながら、追走します。その際、急ブレーキ、急停車、急ハンドルなどの「急」がつく行動は、しないように、事故に繋がります。
3.ハザードランプを出しながら、路側帯に停車し、しのぎます。
エンジンをかけながらの長時間停車する場合は、マフラーに積雪し、排気ガスが車内に逆流し、一酸化中毒になる危険性があるので、エンジンは、切りましょう。
また、断続的な「ホワイトアウト現象」の場合は、速度を十分落としながら走行するか、ホワイトアウト現象が収まるまで、停車して待機します。
まわりの車が走っている場合、速度を落として走行していたり、あるいは、停車している可能性もありますので、すぐに止まれる速度で走行します。雪道走行の基本と言えます。要注意しましょう。
ホワイトアウト現象時の対処
運転中に突然、「ホワイトアウト現象」に見舞われた場合の運転の仕方を説明してきました
が、次は、これから、来るまで行こうとする場所が、積雪がある、あるいは、降雪の可能性が
ある場所に行く場合を説明いたします。
「運転をしない」
この一言につきます。
ホワイトアウト現象?での車の運転と対処方法をわかりやすく説明!のまとめ
豪雪地帯に住みなれている人でも、この「ホワイトアウト現象」は、対応しきれません。まし
て、雪慣れしていない方にとっては、なおさらのことだと思います。また、同時に、低体温症
についても、この機会に知識をつけておきましょう。
この「ホワイトアウト現象」は、命の危険と隣り合わせという意識を持って、可能な限り、車
を運転しなことですね。
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